プロジェクションマッピングを融合したハイテク砂場あそび「え~でる すなば」

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セガ「え~でる すなば」
  • セガ「え~でる すなば」
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  • 汚れない砂、え~でるサンド
  • プロジェクションマッピングでえ~でるサンドに着色+グラフィックスの投影
  • 頭上のカメラによって砂の凹凸や手の動き(操作)を検知
  • 最初は少し戸惑ったものの、すぐに夢中で遊びだす
  • 遊んでいる様子(手元)
  • 「できるかな」モードではゲーム感覚で基本操作方法を学ぶ
 未就学児の公園遊びの定番といえば「砂場あそび」。山を作ったり、水と混ぜて団子を作ったり、自由な発想で造形を楽しみ、子どもの創造力を刺激する。セガは、そんな「砂場あそび」とプロジェクションマッピング技術を融合した新たな幼児向けゲームを開発した。

 セガが11月末より出荷を開始した「え~でる すなば」は、汚れない、安全・安心の屋内遊戯施設用ハイテク砂場。砂の高低差でインタラクティブに反応する映像技術を応用し、子どもたちにこれまでとは違った砂場あそび体験を提供する。

◆手や服につかない、汚れない砂

 「え~でる すなば」の特徴のひとつは砂だ。「え~でるサンド」と呼ばれ、成分のほとんどは天然の砂だが、少しだけ特殊なシリコン素材を混ぜることで、湿った砂のような動きをする。まるめたり、型抜きもできるが、流動性があるため自重で流れるような動きをする。実際に湿っているわけではないので、濡れたり、手や服に砂がつくことはなく、砂粒が飛び散ることもないため、周りを汚す心配がない。

 「え~でる すなば」のもうひとつの特徴は、プロジェクションマッピングの技術を利用し、砂場の凹凸に応じた色やグラフィックを表示してくれることだ。砂を盛り上げれば緑や茶色になって山のように見せたり、穴や溝を掘れば池や川になったりする。

◆プロジェクションマッピングを生かし四季を表現

 遊び方には「できるかな」と「すなあそび」の2つのモードがあり、最初は「できるかな」モードで砂の扱いや基本操作をゲーム形式で覚えることができる。「すなあそび」モードでは、え~でるサンドを使って好きなように遊ぶことができるのだが、遊ぶ前に四季が選べるようになっている。春なら山や野原がきれいな花の色になり、冬なら雪山になる。季節に合わせて蝶々やカブトムシなどが砂場に投影され、池や湖を作るとその中には投影された魚が泳いだりもする。

 ゲームとしてのシナリオやゴール、ステージクリアといったものはないが、砂の動きやプロジェクションマッピングとの組み合わせパターンは無限なので、飽きることはないだろう。

◆子どもはすぐに遊びを覚え、発展させる

 取材では、3歳の男の子とそのお母さんに協力してもらい、実際に「え~でる すなば」で遊んでもらった。最初はえ~でるサンドの感触に戸惑ったものの、すぐに慣れ、何度もリプレイボタンを押して楽しんでいた。プロジェクションマッピングが演出する季節による色の違い、虫の種類や動きなどが造形以外の楽しみを追加しているようだった。

 プレイ終了後になにが楽しかったか聞いたところ「虫がでてきたこと」との答え。お母さんの話では、「虫は好きなほうですが、生きた虫は怖くて触れない」という。「こういった遊びから砂遊びの楽しさを知ってくれたり、虫のことに興味をもったりしてくれるといいですね」と、親子ともに「え~でる すなば」を楽しんだようだった。

 セガによると、「え~でる すなば」の対象年齢は3歳から小学校低学年くらいまで。未就学児などは本物の砂場と同様に、最初は親子で山や川などさまざまなものを作りながら楽しむのがよいだろう。

 現在子ども向けのアーケード機は、カード集めやランキングなどを競うものが主流だが、「え~でる すなば」ではあえてそのような要素を排除したという。ゲームというよりは、親子で遊ぶ知育玩具としての機能を追及している。ゲームのように設定されたシナリオの中で遊ぶのではなく、自由な創作力を発揮できる遊び場を提供したいという思いが「え~でる すなば」に込められているようだ。

 なお、12月4日現在「え~でる すなば」が設置されているのは、仙台から長崎までの43か所。関東では、文京区のセガ東京ドームシティや横浜市港北区のセガワールドトレッサ横浜など16か所。名古屋のセガワールド上小田井mozoワンダーシティやセガイオンタウン名西、大阪市のセガあべのキューズモール、福岡県中間市のSEGAARENA中間などでも楽しむことができる。設置店舗リストは、「え~でる すなば」の公式ホームページで順次更新される。
《中尾真二》

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