インターンシップを授業科目として実施する大学、40.7%で増加

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「修学支援の一環として実施している取組」大学全体
  • 「修学支援の一環として実施している取組」大学全体
  • 「修学支援の一環として実施している取組」大学(国立・公立・私立)、短大、高等専門学校
  • 「修学に関する相談の傾向」大学全体
  • 「インターンシップの実施状況」大学全体
  • 「インターンシップの実施状況」大学(国立・公立・私立)、短大、高等専門学校
  • 「必修科目として各学校種が設定したキャリア科目の開設状況」大学全体
  • 「必修科目として各学校種が設定したキャリア科目の開設状況」大学(国立・公立・私立)、短大、高等専門学校
 独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)は12月24日、「大学等における学生支援の取組状況に関する調査(平成25年度)」結果をホームページで公表した。

 同調査は、大学などにおける学生支援の取組状況について調査し、学生支援に関するニーズを把握することを目的として実施された。全国の各大学、短期大学及び高等専門学校を調査対象とし、調査数は1,122校(対象校数1,183校、回収率94.8%)。調査時期は平成25年9月。

 調査内容は、「学生支援に関する取組等」「修学支援」「就職支援・キャリア支援」「生活支援」「課外活動支援/ピアサポート/ボランティア」「学生相談」の6つの領域に分けて実施。今回は、上記の中から「修学支援」「就職支援・キャリア支援」をピックアップして紹介する。

 「修学支援」の領域では、各大学などに「修学支援の一環として実施している取組」に関して聞いたところ、国立・公立・私立を含む大学全体で、「保護者に対する成績通知」が86.7%でもっとも高かった。短期大学と高等専門学校でも、それぞれ84.5%、96.3%で、特に高等専門学校で高い数値となった。

 次に大学全体で高かったのは、「成績優秀者に対する表彰(学長賞など)」で77.0%、「成績優秀者に対する奨学金の授与・授業料免除」で76.9%となっている。そのほか、大学全体では「入学前教育、補習講座の実施」や「オンライン履修登録、成績確認システムの導入」などが70%以上の実施率を確認できる一方、短期大学や高等専門学校では、「担任やアドバイザーから定期的な連絡や確認」の項目が高い結果となり、学生ひとりひとりへの指導やフォローを大切にしていることが伺えた。

 「修学に関する相談の傾向」という質問では、相談が「増えている」割合がもっとも高い内容は、大学全体で「履修登録・科目選択について」が47.1%。「教員との相性や人間関係」「レポートや論文の書き方」「授業における友人関係」「授業の内容」が続いた。短期大学においては、ほぼ大学と同様の傾向にあるが、高等専門学校では、「外国語の勉強法」や「数学、物理など理系基礎に関すること」といった学問に関する相談が、いずれも31.5%と高い傾向にあった。

 「就職支援・キャリア支援」の領域で、「インターンシップの実施状況」を聞くと、大学全体では「大学全体で授業科目として実施」がもっとも多く40.7%を占めた。一方、「授業科目としても正課活動としても、実施していない」という回答は17.7%となり、インターンシップの導入が進んでいない大学も一定数存在することが明らかになった。

 また、同様に、インターンシップを「大学全体で授業科目として実施」している短期大学は22.2%と少ない一方、高等専門学校は学校の性質上81.5%と高い結果となった。ただし、前回の平成22年度の調査と比較すると、どの学校種においてもインターンシップを実施している学校数は増えており、少しずつ導入が進んでいる事が伺える。

 同領域での、「必修科目として各学校種が設定したキャリア科目の開設状況」を問う質問では、「開設している」割合がもっとも高かったのは、短期大学の57.4%であった。次いで、大学全体が49.5%という結果であった。短期大学は、インターンシップの導入は少ない分、必修科目にキャリア科目を入れるなどして就職支援・キャリア支援を実施しているようだ。
《編集部》

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