授業料を分納で納めることを選択した保護者が増加、大学生協調べ

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授業料を分納で納めることを選択した保護者が増加、大学生協調べ
  • 授業料を分納で納めることを選択した保護者が増加、大学生協調べ
  • 授業料の納付方法
  • 費用面で準備、工夫したこと
  • 受験大学を選ぶ際に関心をもったこと
 大学生協は、2014年度の「保護者に聞く新入生調査」の報告書をまとめた。受験から入学までにかかった費用は国公立大自宅生で108万円、私立大医歯薬系下宿生で304万円だったことや、授業料の分納を選択した保護者が増えたこともわかった。

 調査は、2007年から毎年4月~5月に新入生の保護者を対象に実施されている。2014年度は115大学生協の20,094人から回答があった。受験から入学までにかかった費用のほか、大学生活の不安など保護者の意識とあわせて大学生協の事業に対する評価を調査している。今回は初めて「子どもの受験大学を選ぶ際に重視したこと」を聞いた。

 受験から入学までにかかった費用については、出願をするためにかかった費用、受験のための交通費・宿泊費、入学した大学への学校納付金、教科書・教材購入費、住まい探しの費用などが含まれる。なかでも、授業料を「全納」した私立の保護者は全体の21.0%で前年の23.6%から減少しており、分納を選択する保護者が増加したことが見受けられた。

 かかった費用は、国公立大の自宅生が108万4,400円で前年と比較して32,100円減り、ともに私立大学でも128万1,300円と、前年より98,700円減。学部でみるともっとも多くかかったとされるのが私立医歯薬系で215万4,300円だった。下宿生は、国公立大で178万6,900円で前年より12,600円減り、私立大では204万9,200円で前年より66,000円減った。

 費用面で工夫したことは、「貯蓄を切り崩した」と回答した保護者が自宅生、下宿生ともに年々増えている。一方、奨学金を申請した(する)と回答した人は自宅生、下宿生ともに前年より減少している。

 子どもが受験する大学を選ぶ際に保護者が関心を持ったこと(複数回答)については、「設置者(国立・公立・私立)」が61.8%、「大学の所在地」が52.9%など。私立大では「就職率などの就職実績」が国公立大より約20ポイント高い46.3%と、関心が高かった。
《田中志実》

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