すららネットは、インターネット教材「すらら」で学習している小中高生を対象に協働学習イベントを実施。イベントのテーマである「少子化について」に関して小中高生から集まった意見を公開した。 協働学習とは、数人の小グループで協力し合いながら、共有する課題の達成を目指す学習方法。同イベントは、2014年10月13日(月)~2014年12月20日(土)の期間中、すららで学習している生徒を対象として1チーム3人以上で参加を募った。イベント参加者は、学習成果をレポートにて提出し、さらにWeb会議システムにて発表会を実施。最優秀チームを決定した。 今回のテーマは「少子化について」。「少子化を良いと思うか、悪いと思うか」「その理由について」「少子化の原因は何だと思うか」など、5つの質問を用意。すららでは、イベント結果として、最優秀チーム1つと、優秀チーム2つのレポートを公開した。小中高生の意見を見ることができる。◆すらら 協働学習イベント「少子化について」 最優秀チーム:レジェンド・オブ・すらら(つばさ塾:新潟県 中学1年生1名、高校1年生1名、高校2年生1名)子どもたちの意見(一部要約)子どもの数が減っている原因は、仕事をする女性が増えたからとも、結婚をする人が減ったからとも言いがたい。国の文化や風習にあった政策に取り組み、若い人たちの意識を変えなければいけない。優秀賞チーム:カラフルスターズ(カラフル学舎:宮城県 中学3年生2名、高校1年生1名)子どもたちの意見(一部要約)日本の「少子化」の原因は、結局お金の問題が根深い。「共働き」をしても、親に子育てをお願いできない状況の人は多い。そこで、共働きしていて子どもがいる、けれども保育園に預けられない、といった場合、地域の元気なおじいちゃんやおばあちゃんたちにお願いすることができたら良い。優秀賞チーム:ドラゴンチーム(個別指導清水まなびの森:静岡県 中学1年生2名、中学2年生1名)子どもたちの意見(一部要約)日本がこれから少子化問題で取るべき3大政策は、子育てしやすい環境づくりとして「教育費・出産費の保障」、働きやすい社会にするため「労働基準法見直し」、家族が暮らしやすい社会にするため「社会保障強化」