【高校受験2015】千葉県公立前期<国語>講評…スピードと正確性を要求

 平成27度千葉県公立高等学校の「前期選抜」が2月12日、全日制課程の128校208学科で実施された。予定人員21,728人に対し志願者数は39,500人、平均倍率は1.82倍だった。SAPIX中学部(サピックス)の協力を得て、学力検査の「国語」の講評を速報する。

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 平成27度千葉県公立高等学校の「前期選抜」が2月12日、全日制課程の128校208学科で実施された。予定人員21,728人に対し志願者数は39,500人、平均倍率は1.82倍だった。SAPIX中学部(サピックス)の協力を得て、学力検査の「国語」の講評を速報する。この他の教科(全5教科)についても同様に掲載する。

◆<国語>講評(SAPIX中学部 提供)

 千葉県公立高校の国語は2013年より8題構成になっています。問題の内容は、放送問題、文法、語句、古文など多岐にわたります。また、限られた制限時間の中で多くの問題に取り組まなければならないため、スピードと正確性が要求されます。毎年出題されている放送問題は他の高校では出題されることが少ない問題ですので、練習は不可欠です。また、作文問題でも練習の有無が得点の差に結びつきます。

(1)放送による聞き取りテスト
 委員会の会議における生徒の発言を聞き取り、発言内容を理解する問題でした。

(2)(3)漢字の読み取り・書き取り
 読み取りが4問、書き取りが5問出題されました。簡単な出題ではなく、慣用的な言い回しや、経済用語も出題されました。

(4)日本語の知識
 日本語学習についての会話文から出題されました。日本語のよくある間違いについての設問もあり、日頃からの言葉に対する感覚が問われる出題です。

(5)長尾真『「わかる」とは何か』
 文章を書く時の構造について書かれた説明文でした。抜き出し問題や記述問題では、「字数ちょうど」であったり、「○字以上○字以内」であったりと、字数制限が多様でしたので、注意深く解く必要がありました。

(6)原田マハ『斉唱』
 受験生と同年代の少年少女を描いた小説文でしたので、心情はとらえやすかったようです。文章がしっかり読み取れていれば解答するのは難しくないでしょう。

(7)『筆のすさび』
 短めの古文ですが、言葉の意味を取り違えないように、注意して読み進める必要がある文章でした。記述問題は条件が厳しく、高い学力の受験生も苦労する内容でした。

(8)作文
 グラフを読み取って考えを述べる出題でした。段落構成や内容の細かい指示を守って記述することが必要です。


 このレポートは2015年2月13日に速報としてSAPIX中学部により作成されたもの。問題と正答については、現在、東京新聞「2015年首都圏公立高校入試」サイトにて閲覧することができる。

 なお、SAPIXは、平成27年度高校入試の概況やトピックス、今後の動向などを解説する「2015 高校入試分析会」を3月8日より順次開催する。東京、神奈川、埼玉、千葉、兵庫の5会場で実施され、地域ごとの公立高校入試および国私立難関高の解説が行われる。分析会の参加申込みおよび会場別の実施日程は、SAPIXのWebサイトを確認する必要がある。
《湯浅大資》

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