【高校受験2015】千葉県公立前期<理科>講評…学習量がしっかりと得点に比例

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 平成27度千葉県公立高等学校の「前期選抜」が2月12日、全日制課程の128校208学科で実施された。予定人員21,728人に対し志願者数は39,500人、平均倍率は1.82倍だった。SAPIX中学部(サピックス)の協力を得て、学力検査の「理科」の講評を速報する。この他の教科(全5教科)についても同様に掲載する。

◆<理科>講評(SAPIX中学部 提供)

 例年通り、大問が9題で、小問集合1題、物理2題、化学2題、生物2題、地学2題の構成でした。小問数にも変化はなく、設問内容も基礎知識の確認、計算問題、文章記述とバランスよく出題されていました。ここ数年、前期選抜では基礎問題の中にやや難しいものが散りばめられる傾向があり、学習量がしっかりと得点に比例したと思われます。

(1)小問集合(物理、化学、生物、地学)
 いずれの問題も基本事項の確認でした。しっかりと得点したい大問です。

(2)天体(地学)
 惑星の特徴についての問題でした。基本問題が中心でしたが、((3)を正解するためには高度な思考力が必要でした。

(3)物質の特徴(化学)
 ガスバーナーの操作、水溶液、蒸留などがテーマでした。(4)の記述問題が少し書きにくかったものの、全体としては平易でした。

(4)運動とエネルギー(物理)
 運動とエネルギーからの出題でした。典型的な内容ではあるものの、この単元をしっかり理解していないと得点できない問題なので、習熟度によって大きな差がついたと考えられます。

(5)植物(生物)
 光合成に関する基礎問題でした。ミスは避けたい問題です。

(6)化学変化(化学)
炭酸水素ナトリウムと塩酸の反応が題材でした。(3)は、特に正確な知識が求められていました。

(7)人体(生物)
 だ液のはたらきに関する典型問題でした。全問正解が望まれます。

(8)天気(地学)
 飽和水蒸気量と湿度に関する問題でした。(1)がはグラフの数値が読み取りづらく、 (2)は多くの情報を分析する必要があり、この2問がやや難しい設問でした。

(9)光(物理)
 凸レンズの問題でした。(2)が私立の難関校でみられるやや高度な問題でしたが、他の設問は易しく、確実に正解する必要がありました。


 このレポートは2015年2月13日に速報としてSAPIX中学部により作成されたもの。問題と正答については、現在、東京新聞「2015年首都圏公立高校入試」サイトにて閲覧することができる。

 なお、SAPIXは、平成27年度高校入試の概況やトピックス、今後の動向などを解説する「2015 高校入試分析会」を3月8日より順次開催する。東京、神奈川、埼玉、千葉、兵庫の5会場で実施され、地域ごとの公立高校入試および国私立難関高の解説が行われる。分析会の参加申込みおよび会場別の実施日程は、SAPIXのWebサイトを確認する必要がある。
《湯浅大資》

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