【センター試験2013】大学入試センターが平均点を中間集計、得点調整なしか

 大学入試センターは1月23日、「センター試験の平均点の中間集計」と「センター試験の追・再試験の実施」について発表した。同種の科目間で20点以上の平均点差が生じた場合の得点調整はないと予測される。

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 大学入試センターは1月23日、「センター試験の平均点の中間集計」と「センター試験の追・再試験の実施」について発表した。同種の科目間で20点以上の平均点差が生じた場合の得点調整はないと予測される。

 平均点一覧では、科目ごとの受験者数と平均点、最高点、最低点、標準偏差が記載されている。平均点は、国語が200点満点中98.84点、数学I・Aが100点満点中53.08点、数学II・Bが100点満点中58.48点、英語が200点満点中120.76点、英語リスニングが50点満点中31.61点となった。

 昨年より難化が顕著となったのは、国語の102.2点(昨年最終集計比ー12.77点)、数学I・Aの58.48点(ー12.35点)、理科総合Aの49.31点(ー22.9点)であった。

 得点調整の対象となる「地理歴史のB科目(3科目)」「公民(3科目)」「理科のI科目(4科目)」の平均点は、いずれも20点以上の平均点差がないため、得点調整はない見通し。1月25日に正式決定する。

 追試験は、東日本が東京海洋大学、西日本が京都教育大学で、疾病・負傷、事故等の受験生計371人を対象に行われる。再試験は、松本歯科大学で試験室誘導員の対応誤りのため地理歴史・公民を、南山大学で正規の試験時間を確保できなかったため理科の再試験を実施する。
《工藤めぐみ》

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