【大学受験2015】国公立大2次試験の確定志願状況、前年比9,874人減の4.7倍

 文部科学省は2月19日、平成27(2015)年度国公立大学2次試験の確定志願状況と2段階選抜実施状況を発表した。志願者数は前年より9,874人少ない474,546人で、志願倍率は4.7倍。2段階選抜は27大学41学部で実施された。

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確定志願状況
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 文部科学省は2月19日、平成27(2015)年度国公立大学2次試験の確定志願状況と2段階選抜実施状況を発表した。志願者数は前年より9,874人少ない474,546人で、志願倍率は4.7倍。2段階選抜は27大学41学部で実施された。

 国公立大学の確定志願状況は、国立(前期)が募集人員65,157人に対し、志願者数198,855人で、志願倍率3.1倍。国立(後期)が募集人員15,789人に対し、志願者数146,137人で、志願倍率9.3倍。国公立(前期・後期・中期)合計は募集人員101,605人に対し、志願者数が474,546人で、志願倍率が4.7倍。前年度の確定志願倍率4.8倍と比べ、0.1ポイント減少した。

 学部系統別の志願倍率は、「人文・社会」4.6倍、「理工」4.4倍、「農・水産」4.6倍、「医・歯」5.5倍、「薬・看護」5.6倍、「教員養成」4.1倍、「その他」5.7倍となった。

 前期日程で2段階選抜(いわゆる足切り)を実施したのは、国立が20大学32学部と公立が7大学9学部の計27大学41学部で、3,692人が不合格となった。2段階選抜による不合格者がもっとも多かったのは、「東京大学」721人、次いで「首都大学東京」638人、「徳島大学」227人、「一橋大学」215人であった。
《工藤めぐみ》

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