ライフイズテックは2月23日、情報科教諭専用の授業支援プログラム「TECH for TEACHERS」の記者説明会を行った。中高生向けのプログラミングキャンプやスクール事業を手がけるライフイズテックが、リクルートマーケティングパートナーズと協業し取り組む新しい試みで、3月14日に開始される。
全国の中学校、高校の情報化の授業をサポートする「TECH for TEACHERS」プログラムは、リクルートマーケティングパートナーズとの共同によってライフイズテックが提供するサービス。ライフイズテックはこれまで、中学生や高校生の「創造する力」「つくる技術」の習得を目指すとともに、地域格差や経済格差による教育格差の是正をミッションとして掲げ、活動してきた。
記者説明会ではまず初めに、ライフイズテック代表取締役CEOの水野雄介氏が登壇し、中学校・高校の情報科教諭専用授業支援プログラム「TECH for TEACHERS」について説明した。水野氏によると、ライフイズテックは中高生にプログラミングを教えるITキャンプを実施しており、同キャンプにはこれまでに8,000人以上の中高生が参加した実績があるという。
このたび開始される新プログラム「TECH for TEACHERS」は、全国の中学校、高校の教諭を対象にした授業支援プログラム。内容は、5分ほどの映像を中心に構成され、全10回。「映像教材」のほか、情報科の教諭をサポートするために「生徒用プリント」「授業スライド」「授業指導案」も用意されている。これらのプログラム教材については、ICT教育にも力を入れている中高一貫校、品川女子学院におけるICT授業からのフィードバックも反映されているそうだ。