【高校受験2015】埼玉県公立高校入試<英語>講評…例年並み

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【高校受験2015】埼玉県公立高校入試<英語>講評…例年並み
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 平成27(2015)年度埼玉県公立高校入試が3月2日に実施された。リセマムでは、難関高校受験指導で定評のあるSAPIX(サピックス)中学部の協力を得て、学力検査の「英語」を講評する。この他の教科(全5教科)についても同様に掲載する。学力検査問題は、3月3日13時現在、東京新聞の特設Webサイトで閲覧が可能。

◆<英語>講評(SAPIX中学部)

 大問5題の構成が続いています。形式、難度ともに大きな変化はありません。大問1はリスニング、大問2は短い物語文や説明文などの読解、大問3は対話文の読解、大問4は物語文の読解、大問5は条件英作文です。大問3と大問4は、適語や適文を選ぶ問題や内容一致問題など、文脈把握に関する問題が中心です。どちらも日本語と英語の記述問題が含まれています。

 オーソドックスな設問が多くを占める中で、差がつくのはリスニング、記述問題、条件英作文と考えられます。

(1)リスニング問題:小問数11
 例年、問題1~3は4つのイラストのうちから適切なものを選ぶ形式です。今年は問題2のみ、1枚の大きなイラストの中から適切な場所を選ぶ形式になっています。戸惑った受験生もいたかもしれませんが、実質的には問題1や問題3と同じ4択問題です。それ以外の問題も形式や難度に変化はありませんが、問題6(3)は「何のための」と「どのような」という2つの要素が解答に求められ、難しく感じた受験生もいたようです。

(2)物語文の読解(約155語):小問数4
 自転車のタイヤをパンクさせてしまった少年が、通りすがりの女性に自転車屋まで連れて行ってもらうという内容です。他の大問と比べて短く、内容はとらえやすく、問われている単語も文法事項も基礎的です。浦和・一女・大宮高受験生であれば満点を取ってほしい大問です。

(3)対話文の読解(約480語):小問数7
 将来の夢について教師と生徒が語り合うという内容です。問1は飛行機の話をしている文脈を見落とさなければ容易に解答できると思われます。先述の大問1の問題6(3)に苦戦した生徒は、good ideasの内容を答える問5でも、複数形であることを見落とす可能性があります。浦和高受験生であれば、この大問もミスなく乗り切ってほしいところです。

(4)物語文の読解(約520語):小問数8
 交換留学生との交流や父親からの助言を通して、高校生が文武両道を目指すという内容の物語文です。ポイントとなるのは、本文中では使われていない英単語を、文脈から考えて補う問4の要約文完成問題です。1や3は、単なる同意表現や品詞の知識だけでなく、状況を読み取る力が求められているといえるでしょう。ただし入る単語は例年より易しいものでした。

(5)条件英作文
 We should read books.という意見に対して、5つ以上の英文で自分の考えを書く問題です。題材の意見が英文で書かれているのは新しい傾向です。また、使う指示が出ている単語の数も減りました。ただし、理由も含めてまとまった内容の英文を書くという条件や難度は変わりません。指示に従って文を組み立てることは難しくないでしょう。よって減点の要素は文法・スペリングのミスに限られると思われます。8点満点の大問ですが、浦和高受験生であれば7点から8点、大宮高受験生は7点、一女高受験生は6点程度の得点が必要と考えられます。


 このレポートは2015年3月3日(入試翌日)に速報としてSAPIX中学部により作成されたもの。なお、SAPIX中学部は、下記の日程で2015 高校入試分析会を開催する予定だ。

・2015 高校入試分析会 埼玉県(国私立難関高・埼玉県立トップ高)
 3月22日(日)Y-SAPIX 大宮校

・入試問題分析会(開成・筑駒高/慶應女子高/学芸大附高)
 4月12日(日)代ゼミタワー
《編集部》

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