大阪市、公平な「絶対評価」導入のために統一テスト実施

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 大阪市教育委員会は4月13日、「平成28年度大阪府公立高等学校入学者選抜における調査書に記載する評定等に関する方針」を改訂し、公表した。公平な「絶対評価」導入のために、すべての市立中学で大阪市統一テストを実施し、結果を内申点の評価に反映させる。

 大阪府は、平成28年度高校入試から調査書(内申書)に記載される評定(内申点)を、「相対評価」から「絶対評価」に変更する方針を明らかにしている。大阪市は中学校間の公平性を保証する府内統一基準に加え、生徒の不利益にならず、公平性を保つ「真の絶対評価」を導入するため、「大阪市統一テスト」を実施することになった。すべての市立中学3年生が参加し、テスト結果を活用して共通の評価尺度を設ける。

 府教育委員会は、全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の学校別成績を中学3年生の内申点の基準に活用するなどの府内統一基準を決定している。大阪市統一テストの実施により、府内に2つのルールができることになるが、府も統一テストの活用を認めている。

 大阪市は全国学力テストを活用する府内統一基準は、府内の中学校間の公平性を保証する大切なルールとして守るとし、生徒間でも公平性を保証するために統一テストを実施し、市内上位生徒には一定の内申点を保障する考え。

 テストは国語、数学、社会、理科、英語の5教科で、2学期に実施される。テスト結果は、全市の得点分布から上位6%の生徒は必ず評点「5」を与え、上位18%に入る生徒は「4」以上を与え、上位39%に入る生徒は「3」以上を与える。評定は「知識・理解」「技能」および「思考・判断・表現」等の学力を客観的に評定し、「関心・意欲・態度」の評価は、別途に特筆すべき点を文章にして記載する。

 ホームページでは「調査書に記載する評定等に関する方針(改訂版)」、中学生や保護者の疑問に答える「Q&A」、同市教育員会からのメッセージなどを掲載している。
《田中志実》

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