日本気象協会とデザインファクトリーは、夏は熱中症、冬は風邪の危険性を音声とライトで教えてくれる温湿計「おしゃべり熱中症計(風邪ひき指数・温湿度計付き)」を4月末より順次発売する。価格はオープンで、市場想定価格は3,700円。 これまで開発した携帯型熱中症計は「液晶表示を見ること」を前提にデザインしたものがほとんどだったという。そこで今回は、今いる場所の気温・湿度・危険ランクを液晶画面だけでなく、音声やライトで伝えられるよう開発した。 「おしゃべり熱中症計」は、かわいらしい「熱中くん」が10分おきに自動で気温と湿度を計測し、今いる場所の危険性を音声とライトで知らせる。子どもや高齢者が操作しやすいよう、頭を軽く押すだけで危険ランクを教えてくれる。 また、熱中症の危険度はわかっても、何をすればよいかよくわからないという意見に応え、危険ランクが高い時には熱中症対策や風邪対策のワンポイントアドバイスもランダムでおしゃべりする(熱中症:12種、風邪:10種)。音量は、「小・大」と「切」の3段階から選べる。