長野県が金沢工業大学とUターン就職促進のための協定締結が決定。学生に対する長野県内企業の情報や生活情報の提供、学内での企業説明会の開催、相互の情報交換などを行い、長野県へのUターン就職を支援する。 金沢工業大学は在籍学生約7300人のうち75%以上が他県出身者で、長野県出身者も464名と6%前後在籍。過去5年では、自動車用のブレーキシステムの製造・開発を手がける日信工業を筆頭に、新光電気工業やセイコーエプソンといった、長野県の基幹産業のひとつである工業・製造系企業に多くの新卒採用者が出ているほか、北野建設などの建設会社で就職実績がある。 長野県は2009年に愛知工業大学とUターン就職促進の協定を結んだのを皮切りに、首都圏や近隣の大学と積極的に協定を締結。金沢工業大学は26校目の協定締結校となる。協定締結の調印式は4月27日に行われる。