教員育成に5つの提言、検討会まとめ…神奈川県

 神奈川県教育委員会などが組織する「教員生活全体を通じた教員育成の在り方検討会」は、「学び続ける教師のための5つの提言」をまとめた。教員育成について5つの提言を示し、取組みの例を紹介している。5月7日からは、神奈川県のホームページでも公開している。

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学び続ける教師のための5つの提言
  • 学び続ける教師のための5つの提言
  • 第II部の取組みの例(一部)
 神奈川県教育委員会などが組織する「教員生活全体を通じた教員育成の在り方検討会」は、「学び続ける教師のための5つの提言」をまとめた。教員育成について5つの提言を示し、取組みの例を紹介している。5月7日からは、神奈川県のホームページでも公開している。

 同検討会は、同教委と横浜国立大学教育人間科学部附属教育デザインセンターが中核となり、横浜市、川崎市、相模原市、横須賀市の各教育委員会、県公立小中学校の校長会・教頭会の協力を得て、平成25年5月に設立。2年間にわたる議論を、「学び続ける教師のための5つの提言」と題した冊子にまとめた。

 提言は、「個人・学校・教育委員会という3つの学びの場の有効機能と連携」「OJT(On the Job Training)への外部情報の活用」「教育委員会で受講した研修内容や成果を校内の教職員に広げていく仕組みづくり」「教育委員会が行う研修の重点を年次別研修から目的別研修へシフト」「大学との連携」の5つ。

 冊子の第II部では、5つの提言に対する具体的な取組みとして、平成25年度に県内の教職員を対象に実施したアンケート結果を基にモデルを作成して提示。手法やポイントなどをわかりやすくまとめている。

 冊子「学び続ける教師のための5つの提言」は、PDF形式で公開されており、神奈川県ホームページから見ることができる。
《奥山直美》

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