京都大学工学部は、7月26日、中学生・高校生を対象としたオープンセミナー「ひと・社会・工学―工学のいまを知る―」を、吉田キャンパスにて開催する。参加費は無料。定員は先着順に300人で事前の申込みが必要。 同オープンセミナーは、中・高校生がさらに「工学」への興味を深め、今後の進路選択の一助となることを目的に毎年開催しているもの。2015年度は、工学部の教授4名がそれぞれの専門分野に関する最新の研究事例紹介や解説を行うほか、進路や大学生活についての幅広い質問に教員が答える「質問会」を実施する。 開講プログラムは、情報学研究科システム科学の石井信教授による「脳をよみ、脳をつくる」、工学研究科原子核工学の福山淳教授による「高温プラズマと核融合エネルギー研究の進展」、工学研究科電気工学の和田修己教授による「高機能エレクトロニクスとEシステム・インテグリティ」、工学研究科社会基盤工学の朝倉俊弘教授による「地下を拓く―トンネル技術の役割と進歩―」の4つを予定している。 対象は中学生・高校生だが、原則としてすべての講義に参加できることを条件としている。事前申込みはメール、FAX、同大工学部Webサイトにて受け付けている。先着順のため、定員になり次第受付終了。なお、一般向けには7月25日に「工学部公開講座」を開催する。◆工学部オープンセミナー「ひと・社会・工学―工学のいまを知る―」日時:2015年7月26日(日)13:00~18:30会場:吉田キャンパス 法経済学部本館1階西 法経第4教室対象:中学生・高校生定員:300名(先着順)※定員に達し次第、受付終了受講料:無料申込方法:メール、FAX、京都大学工学部Webサイトにて申込み申込締切:7月13日(月)