児童相談ダイヤル「189(いちはやく)」7/1運用開始

 厚生労働省は、児童相談所全国共通ダイヤル「189」を7月1日より運用開始する。これに伴い、各地のタワー・テレビ塔で特別ライトアップなどによる広報活動や、地方自治体および民間団体のさまざまな普及啓発活動が行われるという。

生活・健康 その他
リーフレット(一部)
  • リーフレット(一部)
  • 児童相談全国共通ダイヤル「189」
  • タワー・テレビ塔のライトアップなどの実施について
  • 地方自治体による取組み
  • 児童虐待防止対策協議会による取組み
  • 厚生労働省
 厚生労働省は、児童相談所全国共通ダイヤル「189」を7月1日より運用開始する。これに伴い、各地のタワー・テレビ塔で特別ライトアップなどによる広報活動や、地方自治体および民間団体のさまざまな普及啓発活動が行われるという。

 児童相談所全国共通ダイヤルは、育児や虐待に関するSOSをいち早くキャッチすることを目的に、番号をこれまでの10桁から覚えやすい3桁「189」(いちはやく)に変更。7月1日の運用開始に伴い、同省はホームページでさまざまな普及啓発活動について紹介している。

 さっぽろテレビ塔、東京タワー、横浜マリンタワー、名古屋テレビ塔、京都タワー、神戸ポートタワーは7月1日、児童虐待防止対策のシンボルカラーであるオレンジ色にライトアップ。同時に、タワー・テレビ塔付近でリーフレットや広報グッズの配布などを行うという。

 地方自治体でもさまざまな取組みを予定している。岩手県では、7月4日放送の地方テレビ局情報番組内で周知。群馬県では、7~10月を「ぐんま児童虐待防止特別キャンペーン」期間として広報活動を実施。大阪府では、万博記念公園「太陽の塔」のライトアップを日没から23時頃まで実施。そのほか、各地で県ホームページへの掲載、街頭・商業施設などでの広報グッズ配布、電光掲示板での周知などの取組みが行われる。

 また、児童虐待防止対策協議会の各団体においても、ホームページへの掲載やリーフレットの設置・配布、ポスター掲示などを行うという。
《荻田和子》

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