国際機関日本アセアンセンターは、主に小学生を対象とした体験型の東南アジア文化紹介イベント「ASEANキッズ・デー」を、8月8日(土)に東京で開催する。イベントでは、ミャンマーのアクロバティックな蹴まり(チンロン)、フィリピンのバンブーダンス(ティニクリン)、インドネシアの竹楽器(アンクルン)の鑑賞と体験ができる他、ベトナムの足を使うバドミントン(ダーカウ)、トロピカルな香りを楽しめるバスフィズ(入浴剤)作り、各国の鮮やかな民族衣装の着衣体験など、様々な切り口からASEAN諸国の文化を体験することができる。更に、ボルネオ島の自然保護解説パネル展示など、自由研究にも役立つ展示も設置予定とのことだ。なお、イベントへの参加は無料で、事前登録不要だが、予約優先のプログラムもあるので注意が必要だ。◆イベント開催経緯日本アセアンセンターでは、貿易、投資、観光の3つの分野での日本とASEAN諸国との経済パートナーシップの強化を目的とした事業に加え、日本の一般の方を対象に、ASEAN諸国の文化に親しみ、ASEAN諸国について更に関心を深めて頂くためのイベントを実施してきた。ASEAN(東南アジア諸国連合)と日本の経済的つながりは確固たるものになりつつあるが、文化面では更なる相互理解が必要とされている。「ASEANキッズ・デー」は、特に若い世代が遊びや体験を通して交流する機会を提供し、日本とASEAN諸国の子供たちが相互に興味をもつきっかけとなることを目的に、2014年に引き続き、開催を決めた。参加する子供たちにとって、多彩な東南アジアの文化に触れ、楽しい夏休みの一日になることを期待している。◆開催概要日時:2015年8月8日(土) 12:00 ~ 16:00会場:アセアンホール(都営三田線 御成門駅A4出口 徒歩1分) 東京都港区新橋6-17-19 新御成門ビル1階 日本アセアンセンター内参加費: 無料