大阪府が発表した平成27年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)結果概要では、中学校の全国平均正答率との差が縮まり、特に中学校では数学が全国水準にほぼ並ぶなど大きな改善がみられた。大阪府ではテスト結果を平成28年度高校入試の内申点評価に活用する方針を表明している。 大阪府の中学校では、国語と数学のAB両区分に改善が見られ、国数の平均正答率の全国との差は最小-0.1ポイント、最大-1.4ポイントとなり、-2ポイント以上の差があった平成26年度以前より大幅に改善した。特に、数学ABでは全国水準となった。理科も依然として全国との差が大きいものの、前回より全国との差が縮まった。 中学生の無回答率の対全国平均比較でも最大0.5ポイントとなり、平成26年度以前より大きく改善、全国水準となった。 小学校では、国語B、算数AB両区分が改善、国語Aと理科では全国平均正答率との差が拡大した。無回答率は改善傾向が続いており、全国水準となった。 学習状況調査結果からは、小中学校とも学力テストなどの結果を学校全体で教育活動の改善のために活用する学校や、落ち着いた学習環境の学校、授業がわかる子どもが増加したとしている。