KADOKAWAグループの児童書出版社、汐文社が、9月4日に児童向け絵本「こころのえ?ほん」シリーズ第1弾となる2作品、「夢はどうしてかなわないの?」「命はどうしてたいせつなの?」を刊行した。 「こころのえ?ほん」シリーズは、累計150万部を超える児童書「楽しく学べるシリーズ」の作家の大野正人氏作、東京未来大学こども心理学部長の出口保行教授が監修を務めた絵本。汐文社の児童向け教育書籍出版40年のノウハウをつぎ込み、子どもたちが必ず直面する「心の壁」をどうやって乗り越えるか、乗り越えるためにどうすればいいのか、自分たちで考えてもらうことに主眼をおいた絵本シリーズとなっている。 同絵本シリーズでは、子どもたちが直面する疑問や不安について本質的なテーマを取り上げ、ひとつひとつ深く掘り下げた作品にしている。第1弾となる2作品のテーマは「夢」と「命」。「夢はどうしてかなわないのか」「どうして命はたいせつなのか」という親が子どもに聞かれて回答に困ってしまう問いについて、わかりやすくカラフルなイラストを用いながら、子どもに考えることを促す内容となっている。 2015年12月には、シリーズ第2弾となる「お金があればしあわせなの?」「恋ってなに?」の2作品が刊行される予定。同シリーズの対象は小学校低学年から。親子で一緒に読みながら子どもの健やかな「こころ」を育むことができる1冊となっている。◆「こころのえ?ほん」シリーズ第1弾:「夢はどうしてかなわないの?」 大野正人作/中川学絵/出口保行監修「命はどうしてたいせつなの?」 大野正人作/ハラアツシ絵/出口保行監修発売日:2015年9月4日価格:1,600円(税抜)仕様:AB判上製、64ページ