近大附属中が制服変更、デザイン性・丸洗いなどの機能性重視

 近畿大学附属中学校は11月13日、平成28(2016)年度の入学生から制服をリニューアルすることを発表。デザインに加え、抗菌・防臭・丸洗いなどの機能性を重視し、最先端のICT教育を実践する学校を象徴した制服となっている。

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変更される制服
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 近畿大学附属中学校は11月13日、平成28(2016)年度の入学生から制服をリニューアルすることを発表。デザインに加え、抗菌・防臭・丸洗いなどの機能性を重視し、最先端のICT教育を実践する学校を象徴した制服となっている。

 近畿大学附属中学校の制服変更は、平成7(1995)年以来20年ぶりのこと。学校にとって伝統や校風を象徴する大切な要素である制服だが、受験生にとっては学校選びの重要なポイントとなっている。一方で、保護者からも「スラックスのデザインを変えてほしい」、「家でも洗濯できるようにしてほしい」といった意見が多く寄せられていたという。

 平成28(2016)年度の入学生から導入される新制服は、抗菌・防臭加工が施され、自宅での洗濯が可能。保護者の声に応えた機能となっている。また、シャツをボタンダウン仕様に、スラックスなどが無地のグレー色に変更された。結果、iPadを活用したICT教育を実践する、近畿大学附属中学校のイメージを表すスマートで現代的なデザインとなっている。

 近畿大学附属中学校・高等学校では、中学生約850名、高校生約3,000名の全生徒がiPadを持ち、高校生活のさまざまな場面で利活用。近畿大学附属高等学校は、2015年1月にはAppleの模範的な学習環境のビジョンを体現する学校を選ぶ「Apple Distinguished Program 2014-2016」に日本の高等学校で初めて選定されている。
《黄金崎綾乃》

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