センター試験が開始されると、2016年受験シーズンもいよいよ本格化する。1月16日、17日には、全国の563,767人の受験生が大学入試センター試験に挑む予定だ。今年の現役志願率は過去最高の43.4%となっている。◆受験票や所持品をチェック 大学入試センターは、受験にあたり「受験上の注意」「受験案内」をよく読むよう呼びかけている。 「受験上の注意」には、受験票を確認する際のポイントとして「試験場」「地理歴史、公民の登録状況」「数学の登録状況」「理科2の登録状況」が紹介されている。また、「試験当日の所持品チェック欄」や問合せ先が記されているので、事前に今一度確認したうえで、試験当日に持参しよう。◆遅刻する場合 試験開始時刻後20分以内の遅刻に限り受験が認められる。ただしリスニングは試験開始時刻までに入室しなければならない。その他にも注意事項があるので「受験上の注意」で確認のこと。 なお遅刻の理由が事故等の場合は「係員に申し出てください」とのこと。試験当日、交通機関の事故または災害等が発生した場合は、試験開始時刻が繰り下げられることがあるので、諦めずに会場に向かおう。◆追試験(1月23日・24日) 疾病・負傷や、やむを得ない事由により本試験を受けられない場合は、申請することで追試験を受験できる。申請受付時間や申請方法は事由により異なるため、「受験上の注意」で確認のこと。◆机の上に置けるもの 受験票と写真票は必ず机の上に置く。ほかに、黒鉛筆(H、F、HBに限る)、シャープペンシル(黒い芯に限る)、プラスチック製の消しゴム、鉛筆削り、時計、メガネ、ハンカチ、ティッシュ、目薬は机の上に置くことができる。 なお、黒鉛筆はH、F、HBに限り、ティッシュペーパーは中身のみなど、細かい注意があるので「受験上の注意」で確認のこと。◆電子機器と不正行為 携帯電話、スマートフォン、腕時計型端末などの電子機器はアラームの設定を解除し、電源を切る。これらを身につけたり手に持っていると不正行為と見なされることがある。過去には、携帯電話を使ってインターネットの掲示板でカンニングした事件が話題となったが、不正行為と誤解されないように注意したい。◆服装や防寒 英文字や地図などがプリントされている服等を着用している場合には、脱がされることもある。試験室内でのコートの着用は差し支えない。 座布団やひざ掛けは、監督者による許可を得ることで利用できるので、寒い場合は遠慮なく利用したい。 「受験上の注意」では20ページにわたり注意事項が記されているので、事前に確認をして、万全な体制で入試に備えていただきたい。
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