全国代表校決定、科学知識と活用能力を競う「第5回科学の甲子園」

 JST(科学技術振興機構)は、3月18日から21日までの期間茨城県つくば国際会議場とつくばカピオで開催する「第5回科学の甲子園全国大会」の代表校が決定したことを発表した。プログラムの一部は、一般観覧や動画配信も行われる。

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 JST(科学技術振興機構)は、3月18日から21日までの期間茨城県つくば国際会議場とつくばカピオで開催する「第5回科学の甲子園全国大会」の代表校が決定したことを発表した。プログラムの一部は、一般観覧や動画配信も行われる。

 「科学の甲子園全国大会」は、科学好きのすそ野を広げるとともに、トップ層の一層の学力伸長を目的としたもの。各都道府県の選考を経て抜擢された47代表校の高校生が、栄冠を目指して科学の知識とその活用能力を駆使し、さまざまな科学的な課題に挑戦。科学の力を問う複数種目の競技を行い、1校6~8名の参加者がチームごとに総合点を競う。

 会場は茨城県のつくば国際会議場およびつくばカピオ。開会式や実技競技など、一般観覧プログラムもある。3月20日には、午後1時10分より特別シンポジウム「未知の領域へ挑む!探検者へ(仮)」が行われる。パネリストは、九州大学大学院理学研究院教授であり理化学研究所仁科加速器研究センター超重元素研究グループ グループディレクターの森田浩介氏や東京大学教授の上村想太郎氏など。参加無料で事前登録不要となっている。また大会期間中、Webサイトにて大会のもようが一部動画配信される。

 ほかにも大会期間中、出場チームおよび一般来場者向けに、移動プラネタリウムやセグウェイ試乗体験などのイベントも開催される。日にちにより内容は異なるのでWebサイトなどで確認が必要。なお、人数が多い場合は出場チーム優先となるとのこと。

 決定された全国の出場校のうち、5回連続校は宇都宮高等学校(栃木県)、栄光学園高等学校(神奈川県)、藤島高等学校(福井県)、岐阜高等学校(岐阜県)、膳所高等学校(滋賀県)、鳥取西高等学校(鳥取県)、広島学院高等学校(広島県)、宮崎西高等学校(宮崎県)、ラ・サール高等学校(鹿児島県)。初出場となる東京都代表の小石川中等教育学校は、「唯一無二の東京代表、3泊4日筑波の地、五臓六腑に科学を感じ、七転八倒、悪戦苦(九)闘、十人十色の8人に、拍手喝采、乞うご期待!」とコメントしている。第4回の優勝校、渋谷教育学園幕張高等学校(千葉県)は「(優勝校とはいえ)挑戦者として史上初の連覇を狙います」と語った。

 JSTでは、グローバルに活躍できる理系人材育成を目指し、「科学の甲子園全国大会」を始めとする事業の実施を通じて、科学好きのすそ野を広げ、生徒が才能を十分に発揮し切磋琢磨する機会を提供していくとしている。

◆科学の甲子園全国大会
日にち:3月18日(金)~21日(月)
場所:つくば国際会議場・つくばカピオ(ともに茨城県つくば市)
《海野由宇》

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