eラーニングとは【ひとことで言うと?教育ICT用語】

 eラーニングとは【ひとことで言うと】「コンピューターを使った学習・教育。システムと教材で構成される」

教育ICT 先生
eラーニングとは【ひとことで言うと?教育ICT用語】
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 特集「ひとことで言うと?教育ICT用語」では、教育ジャンル中心の基礎用語から最新キーワードまでのIT用語辞典として、おもに教育関係者向けに用語をやさしく解説していく。記事を読んでいるときに、わからない用語があったときに役立てていただきたい。

◆eラーニングとは


【読み】イー ラーニング
【表記】Electronic Learning、e-ラーニング、e-Learning、類語:映像授業
【分類】技術/一般常識
【ひとことで言うと】
「コンピューターを使った学習・教育。システムと教材で構成される」
【解説】
 「コンピューターを使った学習・教育」という考え方は1970年代から存在した。古くは「CAI」(コンピューター支援教育)や「映像授業」といった言葉で呼ばれていたが、1990年代ごろより「eラーニング」という言葉に移行した。あわせて、“独立した単体のコンピューターを使った学習・教育”から“ネットワークを活用した学習・教育”に意味合いも変化した。

 現代ではネットワークも必須となっており、コミュニケーションが可能な学習管理システム、およびそれに搭載する教材(コンテンツ)をひっくるめて、eラーニングと呼ぶことが多い。eラーニングでは、システムが教師の代わりを務めるため、自習、さらには自宅学習なども可能となる。また、各生徒の進捗に合わせ、カリキュラムを進めることもできる。さらには生徒同士のディスカッションや協力を可能とするシステムも存在する。一方、こうしたメリットだけでなく、一般的な自習と同様に、生徒の意欲の維持、細かな疑問に対するフォローなどに、教師側の工夫が必要だろう。

【関連用語】アダプティブラーニング、Moodle、MOOC
【最終更新日】2016年4月22日
《冨岡晶》

冨岡晶

フリーの編集者/ライター/リサーチャー。芸能からセキュリティまで幅広く担当。

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