英検テストファミリー2015年度総志願者、前年度122.4%増

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英検テストファミリー 過去5年間の志願者数推移
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 日本英語検定協会は5月16日、協会が実施する「実用英語技能検定」「英検IBA」「英検Jr.」を総称した「英検テストファミリー」の2015年度総志願者数の集計速報を発表した。総志願者数は前年度比122.4%、589,955人増の322万5,358人となった。

 「実用英語技能検定」は、英語でコミュニケーションを取るのに必要な力を正確に測るための試験で、2016年度より各級の4技能化を推進しよりきめ細やかな能力判定ができるようにしたもの。「英検IBA」は、英検で使用した問題を利用し「読む」・「聞く」の2技能を判定、英検級レベルとCSEスコアで表示する英語能力判定テスト。「英検Jr.」は1994年に「児童英検」として開発された、幼児から小学生向けのリスニングテストだ。

 英検協会は、2014年度に日本生涯学習総合研究所と共同でユニバーサルなスコア尺度「CSE(Common Scale for English)スコア」を開発。現在、大学や高校入試に活用できるレベルまで精度向上を図っており、2015年度は「実用英語技能検定」と「英検IBA」の成績表に、「英検Jr.」では2016年度中に成績表に「CSEスコア」を表記する予定となっており、こうした背景から「CSスコア」を統一尺度に、「実用英語技能検定」「英検IBA」「英検Jr.」を「英検テストファミリー」としてブランド統一を図り、リブランディングを行っている。

 今回、英検テストファミリーとして、2015年度までの過去5年間の志願者数を集計。2015年度は、全体として前年度比122.4%、58万9,955人増の322万5,358人となっているが、小学校以下、中学・高校(高専含む)、大学(短大・専修学校含む)のすべての受検者層で前年より志願者を伸ばしており、特に中学・高校では顕著な伸びで前年度比128.0%、54万729人増の247万708人に。小学校以下では前年度比2万3,984人増、大学では3,556人の増となった。

 増加の要因としては、大学入試に英語4技能を評価できる「実用英語技能検定」などの外部資格・検定試験の導入が本格化していること。文部科学省の「第2期教育振興基本計画」において、中学生と高校生の学習指導要領に基づき達成されるそれぞれの英語力目標として「実用英語技能検定」が表記されていること、などが挙げられる。

 また、「CSEスコア」の表記により継続的な英語力の測定が可能となったことから、学校や生徒の英語力向上施策の一環として「英検IBA」を活用した目標設定や学習指導を行う取組みが増えたこと。小学校での英語教育導入など、低年齢層の英語学習に対する関心が高まる中、就学前児童や小学生に「英検Jr.」や「実用英語技能検定」の需要が増加していることなどが考えられるという。
《畑山望》

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