先生が子どもに戻って博物館を楽しむ日…国立科学博物館は7/29

 国立科学博物館では、各地の博物館とともに「教員のための博物館の日」を開催している。全国の開催館一覧が特設サイトにアップされており、平成28年度は北海道から九州までの全国各地で実施予定。参加費は無料。

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教員のための博物館の日
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 国立科学博物館では、各地の博物館とともに「教員のための博物館の日」を開催している。全国の開催館一覧が特設サイトにアップされており、平成28年度は北海道から九州までの全国各地で実施予定。参加費は無料。

 「教員のための博物館の日」は、学校の先生に「博物館に親しみを持ってもらうこと」「博物館の学習資源を知ってもらうこと」を目的としたイベント。博物館になじみがない、理科に苦手意識を持つ教員にも博物館を利用してもらいたいという思いから、平成20年度に国立科学博物館で初めて開催。平成21年度も国立科学博物館のみだったが、平成22年度の北海道での開催を始まりに全国各地で行われるようになった。

 平成28年度は、6月15日の千葉県立中央博物館からスタートし、7月29日に鳥取県立博物館、8月3日から9日に旭川市旭山動物園ほか北海道道北地域館、8月23日に愛媛県総合科学博物館、10月11日に蒲郡市生命の海科学館、平成29年2月4日から5日に静岡科学館などで開催される。なお、全国26地域で行われる予定だったが、8月10日の阿蘇火山博物館は延期見込みだという。

 国立科学博物館では7月29日に実施予定で、詳細は決定次第、掲載される。平成27年度は幼稚園、小・中学校、高校などの教員や教育関係者を対象に常設展入館料無料にし、授業に役立つ無料プログラムやリレートークなどが行われた。

 各地の博物館でも、教員に知ってもらいたい教材やさまざまなプログラムを用意している。子どもたちに科学の不思議さ、楽しさ、学ぶ喜びを感じてもらうために、まずは教育を担う先生に博物館を楽しんでほしいという。
《黄金崎綾乃》

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