これ一式でICT教育を実現、エデュアス「ICTスタートキット」発売

 ソフトバンクグループの教育事業を担うエデュアスは6月15日、学校でのICT導入を支援する「ICTスタートキット2016」を発売した。40台のタブレットや充電保管庫のほか、協働学習支援ツールなどのソリューション、先生向けの活用研修がセットになっている。

教育ICT 先生
 ソフトバンクグループの教育事業を担うエデュアスは6月15日、学校でのICT導入を支援する「ICTスタートキット2016」を発売した。40台のタブレットや充電保管庫のほか、協働学習支援ツールなどのソリューション、先生向けの活用研修がセットになっている。

 ICTスタートキット2016は、タブレットなどのICT機器を導入する際、先生が学習指導に活用するために最初に揃えてほしい機器やソリューションをパッケージにしたもの。40台のWindowsタブレットは、耐久性に優れた教育用のHP Pro Tablet 10 EE G1を採用し、OSはWindows 10 Proを搭載している。充電保管庫は標準でタブレット44台、仕切り版の追加により最大88台まで収納が可能。タブレットはすぐに授業で使える状態で提供されるので、導入後すぐに活用できる。

 協働学習支援ツールは「ロイロノート・スクール」もしくは「schoolTakt」から選べるほか、安心・安全な環境で使える学校専用SNS「ByTalk for School」、ドリルを中心とした総合学習支援サービス「eライブラリアドバンス」が付属している。ほかにも、先生向けの活用研修がセットになっており、情報機器の取扱いやソリューションの使い方などの基本的な内容を身につけることができるだけでなく、学校の実情に合わせ研修内容のカスタマイズも可能だという。

 基本のタブレット40台、1年保証の場合で価格は285万円(税別)を予定している。タブレットにはMicrosoft Officeが搭載されていないため、学校でのライセンス管理に合わせた運用の提案も可能。また、利用には無線LANによるインターネット環境が必要なため、準備がない場合はエデュアスが別途見積もりも行うとしている。
《外岡紘代》

【注目の記事】

編集部おすすめの記事

特集

page top