【大学受験2018】東大理3で「面接試験」実施方法発表、約10分の個人面接

 東京大学は7月21日、平成30(2018)年度入試より理科三類の前期日程試験に導入する面接試験実施方法について発表した。前期日程試験の3日目に1人あたり約10分間の面接を行う。

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 東京大学は7月21日、平成30(2018)年度入試より理科三類の前期日程試験に導入する面接試験実施方法について発表した。前期日程試験の3日目に1人あたり約10分間の面接を行う。

 理科三類の入学は、医学部医学科進学につながることから、将来、医療や医学研究に従事するのにふさわしい資質をもった学生を、学力試験の成績だけでなく、多面的・総合的に選抜するため、面接試験を導入するという。

 面接の対象者は、理科三類の前期日程試験において、第1段階選抜を合格した者。個人面接試験を実施し、受験者の人間的成熟度、医学部への適性、コミュニケーション能力などを評価する。

 面接の実施は、本郷キャンパスにて、前期日程試験3日目に、受験者を午前と午後の2グループに分けて行う。面接時間は1人あたり10分間程度。面接資料として、出願時に提出する「入学志願票」「調査書」「志望動機などについて本人が作成した文書」の3点に基づいて面接を実施する。

 なお、最終合格者の判定は、大学入試センター試験と第2次学力試験、調査書、面接試験の成績を総合的に評価して行う。
《工藤めぐみ》

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