米Microsoftは7月27日(現地時間)、IT技術者向けWebサイト「TechNet」で、8月2日に提供開始される「Windows 10 Anniversary Update」にて、幼稚園から高等学校(K-12)までの児童生徒を対象にした教育現場向けの「Windows 10 Pro Education」を加えることを発表した。
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米Microsoftは7月27日(現地時間)、IT技術者向けWebサイト「TechNet」で、8月2日に提供開始される「Windows 10 Anniversary Update」にて、幼稚園から高等学校(K-12)までの児童生徒を対象にした教育現場向けの「Windows 10 Pro Education」を加えることを発表した。
Windows 10 Pro Educationは、現在提供されている「Windows 10 Education」をもとに、機能の追加や削除を見直し教育現場向けに調整されたOS。これから出荷されるWindows 10搭載機にプリインストールして出荷されるほか、現在アカデミックライセンスでWindows 10 Proを利用中の場合にも、自動アップグレードを通して提供する。
Windows 10 Proに搭載されている音声認識システム「Cortana(コルタナ)」の削除やWindowsストア機能の制限など、教育現場向けにOSの機能があらかじめ設定されており、児童生徒らは自由にアプリを検索・閲覧、購入はできない。新機能としては、管理者が利用できる管理機能が追加された。