【夏休み2016】世界でもっとも「醜い花」2年ぶり開花か、筑波実験植物園

 筑波実験植物園は、世界最大の花といわれるショクダイオオコンニャクの花が間もなく開花するとWebサイトで公開。順調にいけば8月中旬ごろ開花見込みで、「コンニャク日記」として、成長日記を毎日更新している。

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 筑波実験植物園は、世界最大の花といわれるショクダイオオコンニャクの花が間もなく開花するとWebサイトで公開。順調にいけば8月中旬ごろ開花見込みで、「コンニャク日記」として、成長日記を毎日更新している。

 筑波実験植物園は、国立科学博物館が植物の研究を推進するために設置した機関。日本に生息する植物や世界の熱帯や乾燥地に生育する植物など7,000種類を超える植物が植栽され、3,000種類を見ることができる。

 8月中旬に開花予定として注目されているのが、ショクダイオオコンニャク。インドネシア・スマトラ島に生えるサトイモ科の絶滅危惧種。世界でも開花が珍しく、高さ3メートル・直径1メートル以上の巨大な花の集まりをつける植物だ。腐った肉のようなにおいを放ち、「世界でもっとも醜い花」とも呼ばれている。また、咲いても2日目には閉じ始めるため、開花期間は限られている。

 7月6日に65kgのコンニャクイモを植え付けし、今回開花すると、2012年と2014年に続き3回目となる。Webサイトで「成長日記」として、開花までのようすを毎日更新している。8月8日現在で、地上部の高さは192センチで前日から14センチ成長。上辺部が暗紫に色づいているのがわかる。植物園では、8月中旬に開花を見込んでおり、2年ぶりに開花する世界最大の花にもうすぐ対面できそうだ。

◆筑波実験植物園
住所:つくば市天久保4-1-1
開園時間:9:00~16:30
休園日:毎週月曜(月曜が祝日・休日の場合は開園)、祝日・休日の翌日(翌日が土曜・日曜日の場合は開園)、年末年始
入園料:一般・大学生310円、高校生以下無料
《田中志実》

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