全国学校図書館協議会、毎日新聞社、学校図書館協議会は、小学生から高校生を対象に「第28回読書感想画中央コンクール」を実施する。読書によって得た感動を、絵画で表現して応募する。実施地域は山口県と九州地区を除く38都道府県。 「読書感想画中央コンクール」は、読書によって得た感動を絵画表現することを通して、児童生徒の読書力や表現力を養うとともに、読書活動の振興を図る趣旨のもと実施されているコンクール。 応募は指定読書・自由読書それぞれ各1人1点まで。全国学校図書館協議会らが指定した「指定図書」か、自由に選んだ「自由読書」に関する感想画を応募する。指定図書は、小学校低学年用が「くじゃくのジャックのだいだっそう」など全4作品、小学校高学年用が「ガラスの壁のむこうがわ」など全4作品、中学校・高等学校対象が「車夫」など全5作品。指定図書の一覧はWebサイトに掲載されている。応募の際は、所定の応募票とともに、読んだ本にどのように感銘したか、作画の動機は何か、作画に苦心した点などを作画感想用紙に200字以内にまとめ、作品とともに応募する。 在籍校に提出された応募作品は、まずは各都道府県ごとに設けられた審査委員会で審査され、各都道府県のコンクールの各部上位入賞作品4点、合計16点が都道府県代表作品として中央審査委員会に送られる。最終的に「個人賞」として文部科学大臣賞4名、優秀賞8名、優良賞16名、奨励賞の受賞者が決定されるほか、「学校賞」「凸版印刷株式会社賞」「大和証券賞」などの受賞者を審査し、決定する。優秀作品はカレンダーとして制作され、各学校に無償提供される。表彰式は2017年2月24日に開催予定。 応募要項は、コンクールを実施している都府県学校図書館協議会を通じ、各学校に配布される。応募締切りなどの詳細は、Webサイトおよび各在籍校に確認すること。◆第28回読書感想画中央コンクール実施地域:38都道府県(山口県、九州地区8県を除く)応募資格:小学生・中学生・高校生(全日制・定時制・通信制)、満20歳以下に限る(1996年4月2日以降出生)応募区分:指定読書・自由読書それぞれ各1点※指定図書一覧はWebサイトに掲載応募部門:小学校低学年の部(1~3学年)、小学校高学年の部(4~6学年)、中学校の部(全学年)、高等学校の部(全学年)用紙・画材:用紙は画用紙・ケント紙・キャンバスボード・マニラ紙・ボール紙など、画材はクレヨン・パステル・水彩・油絵具など自由(版画・はり絵も可)※ワク貼りキャンバスや木製パネルなど厚みのある作品は不可作品寸法:36cm×25cm以上、55cm×40cm以下応募方法:作品の裏面に応募票を貼付し、在籍校に提出する※応募締切りなどの詳細は、在籍校に確認すること