国際学級とは、外国人児童に多様な教育の機会を提供するため、通常学級に外国人児童を受け入れる「ESC」(English Support Course)を設置し、英語で授業などを行うもの。国際学級には日本人児童と外国人児童が一緒に在籍する。そのため、日本人児童と外国人児童の双方が多様な文化や価値観に触れることができる。ただし、日本人児童が英語を話せるようになることを目的とするものではない。
港区では、平成24年度より区立東町小学校で国際学級を設置。1年生から6年生の各学級に、ESC児童が学年全体で10人以内在籍し、学年に1~2名の国際学級講師(EST:English Support Teacher)を配置している。東町小学校は国際学級を設置して以来、日本人の入学希望者が増加し、児童数が年々増加しているという。