ライフイズテック、7億円の資金調達…引受先一覧に本田圭佑選手

 中高生向けのプログラミング教育事業を手がけるライフイズテックは、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、ジャフコ、電通デジタル・ホールディングスなどを引受先に、総額約7億円の資金調達を実施した。

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 中高生向けのプログラミング教育事業を手掛けるライフイズテックは、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、ジャフコ、電通デジタル・ホールディングスなどを引受先に、総額約7億円の資金調達を実施した。今回の資金調達を含め、累計での資金調達額は約10億円に達する。

 ライフイズテックは、現代表取締役CEO水野雄介氏が立ち上げた旧・ピスチャーを前身に、2011年から中高生に向けたプログラミングキャンプやスクールを展開している。プログラミングを通じて社会課題を解決できるアントレプレナーシップや起業家を育成するプログラムのほか、女性向けプログラム「Code Girls」、教員向けサービス「TECH for TEACHERS」も提供。6月には、元スクウェア・エニックスCTOで、現ライフイズテックCTOを務める橋本善久氏を中心としたチームが手掛けた、プログラミングやITを楽しみながら学べるSNS「MOZER」のサービスも開始している。

 第三者割当増資等の引受先は、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、ジャフコ、電通デジタル・ホールディングス、ベクトル、Mistletoeのほか、KSK Angel Fundなどの個人投資家。なお、KSK Angel Fundは、日本代表プロサッカー選手で起業家・教育者としても知られる本田圭佑氏が立ち上げた投資ファンド。ライフイズテックは、その第1号投資先となる。

 ライフイズテックは今後、新たに調達した資金を活用し、地域格差や経済格差によるプログラミング教育格差の是正を目的に、国内外での事業展開を推進するとしている。
《佐藤亜希》

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