Googleバーチャルツアーに自然史コレクション追加、科博も参加

 Googleは9月14日、世界中のストーリーやコレクションを探索できる「Google Arts and Culture」に自然史コレクションを追加した。バーチャルツアーをはじめ、写真や動画により、太古の生物、現存する世界の美しい生物など、さまざまな地球の神秘を紹介している。

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 Googleは9月14日、世界中のインタラクティブストーリーやコレクションを探索できる「Google Arts and Culture」に「自然史コレクション」を追加した。バーチャルツアーや写真、動画によって、太古の生物、現存する世界の美しい生物など、さまざまな地球の神秘を紹介している。

 「Google Arts and Culture」は、世界中の芸術や歴史、史跡を探索できるWebサービス。世界の文化遺産をオンラインで紹介する「Google Cultural Institute」と連携する1,000以上の施設やアーカイブのコンテンツを閲覧できる。

 新たに公開した自然史コレクションには、世界各地50館以上の博物館や科学館が協力。150以上のインタラクティブストーリー、30万点の写真や動画で構成されている。バーチャルツアーも30以上用意され、太古の生物や現存する世界の美しい生物、危険な生物、絶滅の危機に瀕する種など、多様な生き物とWeb上で出会うことができる。

 日本からは、国立科学博物館所蔵の貴重な展示241点が公開。「恐竜の謎を探る」「地球の多様な生き物たち」などをテーマとした5つの展示を紹介しており、ストリートビューで館内を探検することもできる。

 見ものは、イングランドのドーセット州で発掘され、ロンドン自然史博物館に展示されている「クビナガリュウ(学名:ロマレオサウルス)」のVR動画。地質学者や古生物学者、生物学者と協力し、保存されている骨格をもとにGoogleチームが筋肉や皮膚をバーチャルで入念によみがえらせた。直立時の高さは13mあり、世界でもっとも背の高い恐竜であったといわれる。公開されたYouTube動画では、VR技術によってその姿が再現されている。

 自然史コレクションは、「Google Arts and Culture」の「Natural History」および「Google Arts and Cultureモバイルアプリ」から閲覧できる。

◆Google Arts and Culture


《奥山直美》

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