10月1日、アクティブラーニングの普及や推進を行う学会「日本アクティブ・ラーニング学会」が発足する。会長は羽衣学園中学・高等学校教諭の米田謙三氏、副会長は武蔵野大学特任教授・千代田女学園中学校・高等学校副校長の荒木貴之氏と英語運用能力評価協会事務局長の白戸治久氏を予定している。 「日本アクティブ・ラーニング学会」は、学校教育にかかわる教員や研究者、企業が研究と実践を通して広くその成果を共有し、アクティブラーニングの普及、啓発活動を行い、教育の質的向上に資するために設立されるもの。 研究者と実践者、さまざまな校種、現場の教員と学校経営側や教育界と実業界など、立場の違う関係者が集い、垣根のない情報交流・共有、共同研究や討論、知見の活用を進めるねらい。 設立に際し、学会は「教育改革の推進力となり、特に初中等教育の教員の方々に発表や連携の機会を多く提供したい」とコメント。「教育の世界ではアクティブ・ラーニングが当たり前のこととなり、アクティブ・ラーニングの普及・推進といった本学会の目的を達成」した際には、「2030年をめどに本学会は解散する」としている。 11月3日午前9時半からは千代田女学園中学校高等学校で発足記念シンポジウムを開催予定。登壇者は東京大学特任教授、はこだて未来大学名誉学長の中島秀之氏と学会設立メンバー。参加費は3,000円、学会員は無料。詳細は「日本アクティブ・ラーニング学会」Webサイトで確認すること。◆日本アクティブ・ラーニング学会発起人代表:(敬称略)米田謙三 羽衣学園中学・高等学校 教諭荒木貴之 武蔵野大学特任教授 千代田女学園中学校・高等学校副校長白戸治久 英語運用能力評価協会 事務局長発起人:(50音順、敬称略)赤堀侃司 日本教育情報振興会 会長 東京工業大学 名誉教授浅野幸彦 筑波学院大学 講師安藤昇 佐野日本大学中等教育・高等学校 教諭石川一郎 前かえつ有明中学・高校 校長一円尚 日本橋女学館高等学校・開智日本橋学園中学校校長稲井達也 日本女子体育大学 教授大重史朗 中央学院大学・東京都市大学 非常勤講師岡田紘子 お茶の水女子大学附属小学校 教諭金成泰宏 日本私立短期大学協会唐澤博 浦和実業中学・高等学校 教諭佐藤和紀 東京都杉並区立高井戸東小学校 主任教諭・東北大学大学院情報科学研究科 博士課程杉原亨 関東学院大学 高等教育研究・開発センター 専任講師高橋真義 桜美林大学 教授津金秀和 朝日出版社 営業部長辻誠一 関西創価高等学校 教諭椿仁三千 松戸市立松戸高等学校 教諭難波俊樹 ユーフォーブックス 編集者畑中潤 東洋館出版社 編集者時川郁夫 森村学園初等部 教諭原克彦 目白大学 教授福本徹 国立教育政策研究所 総括研究官細水保宏 明星学苑教育支援室長 明星大学特任教授溝畑保之 大阪府立鳳高等学校 教諭山本崇夫 都立両国高校・附属中学校 教諭吉田和夫 玉川大学 客員教授米田敬子 文教大学生活科学研究所鷲北貴史 高崎経済大学 講師