ブランド総合研究所は10月19日、第11回「地域ブランド調査2016」を発表した。全国1,000の市区町村と47都道府県を対象に調査を行った結果、魅力度1位の都道府県は北海道に決定した。最下位は4年連続で茨城県。 「地域ブランド調査2016」は、ブランド総合研究所が2006年から年1回実施している調査。調査対象は全790市(2015年4月末現在)と東京23区、および地域ブランドへの取組みに熱心な187の町村を加えた計1,000の市区町村と47都道府県。魅力度など全77項目の設問や、出身都道府県に対する愛着度や自慢度などの全26項目について調査した。全国の消費者3万372人から回答を得た。回答者の年齢は、20代~70代の男女。 全国でもっとも魅力的な市区町村に選ばれたのは函館市。函館市の1位は3年連続、4度目。2位には京都市がランクインし、前回2位だった札幌市が3位に降下した。 都道府県では北海道が8年連続1位となったが、評価点数は低下し続けており、過去最低を更新したという。最下位は4年連続で茨城県。ただし、茨城県の認知度、情報意欲度などは上昇しており、全体的な点数は底上げされている。 詳細な調査結果は、ブランド総合研究所Webサイトで確認できる。都道府県ランキング表や上位100市区町村のデータが無償で提供されているため、故郷や居住都道府県の情報を詳細にチェックできそうだ。