東京都、感染症胃腸炎の注意喚起…ピークは例年12月

 東京都は10月27日、ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の流行シーズンを前に注意喚起を行った。今シーズンの患者報告数は、第42週(10月17日~23日)で5.1人/週となっており、昨年同時期の4.6人よりやや高い数になっている。例年11月以降、患者報告数が増加する傾向。

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  • 東京都健康安全研究センターによる「感染症ひとくち情報」
  • 東京都福祉保健局による「学校等予防チェックリスト」(一部)
  • 都内における感染性胃腸炎の集団感染事例報告件数:平成28年(2016年)第42週まで
 東京都は10月27日、ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の流行シーズンを前に注意喚起を行った。今シーズンの患者報告数は、第42週(10月17日~23日)で5.1人/週となっており、昨年同時期の4.6人よりやや高い数になっている。例年では11月以降、患者報告数が増加する傾向。

 例年、11月から2月にかけての時期は、保育所や幼稚園、高齢者施設などを中心に腹痛、下痢、嘔吐をおもな症状とする「感染性胃腸炎」の集団感染が多数報告されている。昨シーズン(2015年9月から2016年8月)までは、都内の保育施設や高齢者施設などから計356件の集団感染事例が報告されたという。

 今シーズンは10月23日までに15件の集団感染が報告されている。定点医療機関あたりの患者報告数は、第42週(2016年10月17日~23日)において5.1人/週。昨年同時期の4.6人と比べると、やや高い数となっている。保健所別でみると江東区11.1人、大田区9.7人、中野区8.5人などに多い。

 東京都福祉保健局Webサイトでは、学校および社会福祉施設に向けた感染症予防チェックリストを掲載している。感染予防のポイントとして、手洗いの励行、カキなどの二枚貝を調理するときは中心部まで十分に加熱すること、吐物やふん便は次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)を使用し適切に処理することなど。例年、流行のピークとなる12月に備え、感染症の予防に努めたい。
《黄金崎綾乃》

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