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【高校受験2017】埼玉県公立校入試の変更点、差がつくポイントと直前対策…スクール21

　2017年公立高校入試まで残り数か月。埼玉県で高い合格実績をもつ塾である「スクール21」（エジュテックジャパン）入試情報センター所長の宮川由三氏に、注意すべき埼玉県高校入試の変更点や入試予想、直前アドバイスを聞いた。

教育・受験中学生

2016.10.31 Mon 18:00 PR

◆11月からの学習の進め方と当日の心構え

--入試日まで残り数か月。これからはどのように学習を進めればよいでしょうか。

　生徒によって異なりますが、試験内容が変わった学校や難関校を目指す生徒だと、10月後半時点ですでに学校で習う学習単元をすべて終わらせて、受験対策に移っているケースもあります。そうではなく、中学3年生の単元を7割ほど終え、残りの単元と入試対策を同時並行してやっていく受験生もいます。受験する学校により準備にかける時間も変わってきますから、基礎学力を固める時期か、それとも過去問題（過去問）に取り組む時期かは、志望校レベルから逆算して現在の学習内容や進度を決めるとよいでしょう。

　ただし、ひとりひとりの希望、弱点、問題点は千差万別なので、その見極めには模擬試験や塾を活用することもひとつの案です。スクール21では教科学習にとどまらず、個別指導も行っています。また、志望校と学力レベルはスクール21が月1回、2種類ほど行う模擬テストも参考にしています。

--試験直前や当日に注意することはありますか。

　試験当日というのは、特別な日です。当日にちゃんとするには、日頃から生活習慣をちゃんとしていることが大切です。こういう場面で大人ならばギアチェンジしてパフォーマンスを発揮できますが、子どもは大人ほど器用ではありません。試験当日だからといって、気持ちを切り替えたり、逆に平常心で過ごしたりはできないでしょう。日頃からきちんと睡眠をとり、規則正しく生活していることが大事です。最低でも一週間前、できればもっと前から、入試当日と起床時間を揃えるなどしましょう。

--保護者ができるサポートは何でしょうか。

　親御さんは、体調と精神面のケアを心掛けてください。保護者にしかわからないこと、気づかないことも多々あります。食事も非常に重要な要素ですから、家庭の食事には気を使ってください。

　ありがちですが、食べ過ぎや飲み過ぎ、栄養過多も体調に影響を与えます。特に部活などをストップした秋からは運動不足となるケースが目立ちます。親子でストレッチやヨガなどを行う時間を取り入れてもよいかもしれません。また、過度に学習しているようなら、1時間学習したら5分休憩、1週間に1度は休むなど、メリハリを付けてあげるような気配りもしてあげましょう。

--ありがとうございました。

　スクール21は埼玉県を中心に展開する進学塾。集団授業コース、個別指導コースを有し、生徒の「可能性をとことん引き出すこと」（宮川氏）に重きを置いた丁寧な指導を行っている。宮川氏は「子どもたちには極力、あきらめてほしくない」と語る。そのためには「ガンバレよ」だけでは無責任だとし、ひとりひとり異なる子どもに個別に対応するようスタッフ全員が心がけているという。

　なお、スクール21は今後、11月3日（木・祝）と12月11日（日）に県立御三家公開模試のほか、11月27日（日）学校別入試特訓（駒込、桜丘、東京成徳大、武南）を実施予定。多忙な生徒に向けた難関県公立高校日曜講座や、自宅で取り組める浦高・一女・大宮通信添削講座も用意している。

◆2017年度（平成29年度）埼玉県公立高校入学者選抜スケジュール
願書受付：平成29年2月20日（月）・21日（火）
学力検査：平成29年3月2日（木）
合格発表：平成29年3月10日（金）