新卒採用、9割の企業が「解禁前から採用活動」

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「指針」で規定したスケジュールの遵守状況についての認識
  • 「指針」で規定したスケジュールの遵守状況についての認識
  • 2017年入社対象のスケジュールの前年・前々年との比較
  • 学生の学業や就職活動への影響
  • 「指針」のスケジュールにとらわれずに活動を行う企業への受けとめ
  • 「指針」で規定しているスケジュールの見直し
 2017年入社対象の採用選考スケジュールは、約9割の企業が守っていなかったことが、日本経済団体連合会(経団連)が11月15日に発表した調査結果より明らかになった。約6割の企業が「守らないのはやむをえない」と回答した。

 新卒採用に関するアンケート調査は、経団連企業会員1,339社を対象に実施し、709社の回答を得た。実施期間は7月5日~8月22日。企業の大卒等新卒者の採用選考活動を総括することを目的に、1997年度より実施している。

 2017年入社対象の採用選考スケジュールは、広報開始が3月1日、選考開始が6月1日であったことについて、2016年入社対象(広報開始が3月1日、選考開始が8月1日)との比較では、「非常に良かった」15.0%と「どちらかといえば良かった」54.4%の合わせて7割近くが良かったと回答した。

 選考活動開始時期の2か月前倒しによる学生への影響について、良い影響は「就職活動の長期化の是正」、悪い影響は「学生の業界・企業研究の促進」がもっとも回答が多かった。

 経団連会員以外も含めた「指針」のスケジュールの遵守状況について、「ほとんど守られていない」54.6%と「あまり守られていない」35.0%の合わせて9割近くが守られていなかった。スケジュールが守られていないことに対して、「指針のスケジュールが実態に合っていないので、守らないのはやむをえない」55.8%、「ルールを守らない企業が先に優秀な人材を確保するのは不公平である」43.4%という回答が多かった。

 2018年4月入社対象の採用スケジュールについて、63.2%の企業が「見直すべき」と回答。見直しが必要な項目は、「選考活動の開始時期」83.9%、「広報活動の開始時期」83.5%が多かった。
《工藤めぐみ》

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