チエル、小中学校向け「教育クラウドサービス」提供…2017年4月

 チエルは11月17日、2017年4月に小中学校向け「教育クラウドサービス」の提供を開始すると発表した。サービス第1弾は、チエルの授業用デジタル教材シリーズに個別学習や家庭学習、反転学習などに対応する新デジタル教材を加えた「らくらく教材クラウド(仮称)」。

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  • チエル「らくらく教材クラウド(仮称)」イメージ図
 チエルは11月17日、2017年4月に小中学校向け「教育クラウドサービス」の提供を開始すると発表した。サービス第1弾は、チエルの授業用デジタル教材シリーズに個別学習や家庭学習、反転学習などに対応する新デジタル教材を加えた「らくらく教材クラウド(仮称)」。

 チエルは学校教育向けのICT活用を支援しており、これまでにも高校・大学に向けた学修プラットフォームやクラスルームシステムを扱う「CaLabo」シリーズのほか、小中学校向けの教務支援システム「らくらく先生スイート」やデジタル教材などの提供を行ってきた。

 2017年春には、小中学校に向けの「教育クラウドサービス」の提供を開始する。アクティブラーニングを支える基礎・基本の確実な習得・定着を目的に、デジタル教材や教務支援システムをクラウド化し、一元的に提供する。

 提供されるサービス第1弾は「らくらく教材クラウド(仮称)」。一斉学習・個別学習・協働学習、家庭での反転学習、習熟度の確認テストや検定サービスなど、さまざまな学習場面に対応する教材を提供する。学習履歴や学習分析機能を備えているため、子どもたちの学びが可視化され、個々に沿った指導ができるよう支援する。

 「らくらく教材クラウド(仮称)」は、すでに販売されているタブレット対応教務支援システム「らくらく先生スイート」と連携も可能。クラウド上の教材から授業で使いたい教材をすばやく見つけられ、教材準備時間を短縮できるという。

 監修は東北大学大学院情報科学研究科教授の堀田龍也氏と、東京学芸大学教育学部准教授の高橋純氏。全国の文教関係の販売代理店を通し、おもに教育委員会、小学校、中学校に販売予定。価格はオープン。
《佐藤亜希》

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