ICT活用の実践研究校を助成、応募は1/20まで…パナソニック教育財団

 パナソニック教育財団は、助成を受けながらICTを活用した校内の実践研究に取り組む小学校、中学校、高等学校、特別支援学校などを募集している。「一般」枠には1年間の研究に対して1件50万円、「特別研究指定校」枠には2年間の研究に対して1件150万円を助成する。

教育ICT 先生
パナソニック教育財団 実践研究助成募集
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  • 「一般」助成概要
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 パナソニック教育財団は、助成を受けながらICTを活用した校内の実践研究に取り組む小学校、中学校、高校、特別支援学校などを募集している。一般枠では1年間の研究に対して1件50万円、特別研究指定校枠では2年間の研究に対して1件150万円を助成する。

 今回募集するのは、テーマに基づいてICT活用の実践研究に1年間または2年間取り組む小学校、中学校、高校、特別支援学校や、これらの学校に該当する複数校の教職員で構成された教育研究グループ。または教育委員会、教育センター、教育研究所など。

 応募枠には「一般」と「特別研究指定校」がある。一般枠では、さまざまなICTを効果的に活用して、教育内容および教育方法の改善、充実に取り組む実践的研究を行う団体を募集する。特別研究指定校枠では、学校が抱える普遍的なテーマについてモデル的に取り組む学校を募集。全校体制で継続的に取り組み、プロセスや成果について広く公開することが条件。

 一般枠で70~80件程度、特別研究指定校枠で5件程度を助成予定。助成内容は、一般枠では1年間の研究に対して1件50万円、特別研究指定校枠では2年間の研究に対して1件150万円と、パナソニック教育財団が指名する大学の研究者による6回程度の訪問アドバイスがある。

 応募はWebサイトの各申請サイトで受け付ける。応募期間は2017年1月20日まで。応募には1月19日までに事前登録を行う必要がある。3月中旬に助成校が発表され、4月1日より助成期間がスタートする。助成期間後にはそれぞれ成果報告会を予定しているという。研究テーマ例や過去の取組みは、パナソニック教育財団Webサイトの「実践研究助成」ページで確認できる。

◆パナソニック教育財団 実践研究助成募集
応募方法:Webサイトの各申請フォームから申し込む
応募締切:2017年1月20日(金)17:00
※1月19日(木)までに事前登録を行う必要がある
結果発表:2017年3月中旬予定

【一般】
応募資格: 小学校、中学校、高校、特別支援学校、教育研究グループ、教育委員会、教育センター、教育研究所
助成内容:1年間の研究に対し、1件あたり50万円
助成件数:70~80件程度
助成期間:2017年4月1日(土)~2018年3月31日(土)
研究テーマ例:
「ICTを活用した思考力・判断力・表現力の育成」
「情報化社会に対応した情報活用」
「ICT活用のための校内研修の工夫、改善」
「校務の情報化による学習指導・評価等の充実」
「ICTを活用したグローバル化に対応する力の育成」

【特別研究指定校】
応募資格: 小学校、中学校、高校、特別支援学校
助成内容:2年間の研究に対し、1件あたり150万円
助成件数:5件程度
助成期間:2017年4月1日(土)~2018年3月31日(土)
研究テーマ: 「21世紀にふさわしい学び」に関する全校体制の実践的研究
※「ICTを活用した思考力・判断力・表現力を育む授業づくり」「ICTを活用した情報活用能力の育成・情報教育の推進」「ICTを活用したグローバル化に対応する力の育成」のいずれか
《荻田和子》

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