花まるラボ、考える力を養うアプリ「Think!Think!」を完全無料化

 花まるラボは3月23日、教材アプリ「Think!Think!(シンクシンク)」の完全無料化を発表した。公開から1年間は月額1,600円の有料アプリだったが、完全無料化に伴い、ゲーミフィケーションを取り入れた内容へリニューアルした。

教育ICT 小学生
Think!Think!の内容イメージ
  • Think!Think!の内容イメージ
  • Think!Think!のアプリイメージ
  • 子どもの「集中」を最大限高めるゲーム設計
  • 花まる学習会公式教材
  • Think!Think!の利用イメージ
 花まるラボは3月23日、教材アプリ「Think!Think!(シンクシンク)」の完全無料化を発表した。公開から1年間は月額1,600円の有料アプリだったが、完全無料化に伴い、ゲーミフィケーションを取り入れた内容へリニューアルした。

 「Think!Think!」は、2016年3月に公開された「思考センス」を鍛えることに特化したIT教材アプリ。「世界算数」や「算数オリンピック」の問題を作成する東大卒の精鋭チームにより、「考える力」を養うために開発された。利用対象年齢は5歳~10歳。iOS/Androidタブレットで利用できる。

 「Think!Think!」はIT教材ならではの長所を生かしている。たとえば、教科書で静止した展開からは立体をイメージできなくても、画面上で展開図が動いて組み立つようすを見れば、誰でもそれをイメージできるようになる。

 今回のリニューアルでは、ゲーミフィケーションをふんだんに取り入れたという。それぞれの子どものレベルに合わせ、リアルタイムに難易度が調整されるだけでなく、メダルやポイント、ランキングなどの仕掛けがあり、ゲーム感覚で楽しく取り組めるという。

 アプリは、花まるラボを展開する「こうゆう」による「花まる学習会」の教育知見をベースに、2年間の「Think!Think!」研究授業を通じて、問題のインターフェースや難易度などの改善を続けているという。また、花まるラボは、この2年間の研究授業から1問あたりの問題の長さや1日のプレイ回数などに制限を設け、子どもがもっとも集中し継続できるゲーム設計を実現したとしている。
《編集部》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top