スマートスクールを実現、学校支援プログラム「賢者+V」

 システムパッケージの企画開発・販売などを手がけるアルプは、教務支援システム「賢者」と駿台予備学校が提供する学習教材「駿台サテネット21」を融合させた学校支援プログラム「賢者+V」の提供を4月1日より開始した。

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 システムパッケージの企画開発・販売などを手がけるアルプは、教務支援システム「賢者」と駿台予備学校が提供する学習教材「駿台サテネット21」を融合させた学校支援プログラム「賢者+V」の提供を4月1日より開始した。

 アルプの学校教務支援システム「賢者」は、入学から卒業まで生徒ひとりひとりの履修履歴管理ができる学習管理システム。Webブラウザで簡単に操作でき、導入により教職員・事務職員の業務を削減できるという。

 学校教務支援システムによる情報化は、校内での成績情報だけではなく、家庭や地域での生徒の学習活動や履歴と連携することで、教育の情報化の効果を拡大することが期待されている。

 そこでアルプは、駿台予備学校が提供するeラーニングシステム「駿台サテネット21」と学校教務支援システム「賢者」を融合させた学校支援プログラム「賢者+V」の提供を開始した。

 eラーニングシステムには駿台グループが作成した問題のほか、利用する先生が作成したオリジナル問題や映像コンテンツも搭載可能。学校の独自色を盛り込んだeラーニング教育を行うことができる。また、生徒たちは自宅で時間をかけて視聴できるので、学校の授業ではわからなかった点を教え合うこともできる。先生は、eラーニングシステムで学習した生徒の学習履歴を「賢者」から確認できる。

 ほかにも、基礎確認や大学入試対策のためのCBT(Computer Based Testing:コンピューターを活用して学習を支援するシステム)や入試情報など、さまざまなコンテンツを搭載している。

 価格は学校単位に設定されるため、学校内での受講人数が多いほど、生徒1人あたりの単価は低く抑えられる。「賢者」は機能をカスタマイズでき、価格は学校により異なる。なお、学校向けサービスのため、個人での購入はできない。

 「賢者+V」は、5月17日~19日に東京ビッグサイトで開催される「第8回教育ITソリューションEXPO(EDIX)」に出展する。
《外岡紘代》

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