日本教育情報化振興会(JAPET&CEC)は4月4日、「先生と教育行政のためのICT教育環境整備ハンドブック」2017年版のPDFデータダウンロードを開始した。希望者には送料のみで冊子の送付も可能。 「先生と教育行政のためのICT教育環境整備ハンドブック」は、日本教育情報機器の協力を得て作成した、ICTの導入から活用までをわかりやすく紹介した冊子。学校のICT教育環境整備計画策定や教員の研修に役立てるため、全国すべての都道府県および市町村の教育委員会に配布している。 今回PDFデータのダウンロードが開始されたのは、3月1日発行の2017年版ハンドブック。授業や校務でのICT活用について図表やイラストを用いて説明するほか、実際にICT教育を推進している教育委員会の事例を紹介する。 ICT環境整備の現状などの調査データには、2016年10月に文部科学省から公表された「学校における教育の情報化の実態などに関する調査」の結果のほか、JAPET&CECが全国の自治体の教育委員会および公立小中学校に対して隔年で実施している「教育用コンピューターなどに関するアンケート」の最新の調査結果(第10回・2016年9月時点)などを採用している。 PDFデータは、JAPET&CECのWebサイトより無料でダウンロードできる。また冊子の希望者には、送料を実費負担すれば無料で送付する。冊子の注文は、Webサイトより受け付けている。◆先生と教育行政のためのICT教育環境整備ハンドブック【目次】第1章 授業でのICT活用第2章 校務でのICT活用第3章 ICT環境整備の現状第4章 ICT活用を支えるもの第5章 ICT環境整備のための予算確保第6章 環境整備に有利なレンタル/リース資料1 都道府県別 教育の情報化の現状資料2 情報教育関連機関