アメリカ・ニューヨーク州知事のAndrew M. Cuomo(アンドリュー・マーク・クオモ)氏は4月8日(現地時間)、全米で初めてニューヨーク州内の公立大学授業料を免除すると発表した。9日には予算案が可決し、政策が実現する見通し。
教育・受験高校生
アメリカ・ニューヨーク州知事のAndrew M. Cuomo(アンドリュー・マーク・クオモ)氏は4月8日(現地時間)、全米で初めてニューヨーク州内の公立大学授業料を免除すると発表した。9日には予算案が可決し、政策が実現する見通し。ニューヨーク州Webサイトが公式声明を発表したほか、New York Times、NEWS10、CBS New Yorkなどが報じている。
New York Timesは4月11日(現地時間)、エクセルシオール・スカラーシップに関する見解を掲載。制度の対象となる所得者層、学生の多くは働きながら大学に通っており、途中で休学する可能性もある。そのため、受給規定で定められている2~4年以内の卒業が難しい場合が多いという。New York Times記者のDavid W. Chen氏は、特に2年制のコミュニティカレッジでは90%以上の生徒は受給資格を持たないと見込んでいる。また、4年制大学に通う学生でも、実際に対象となるのは60%程度と指摘した。