「不安もあるが楽しみ」女子中学生クライマー、世界大会へ意欲

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スポーツクライミング日本ユース選手権リード競技大会2017が開催。女子ユースBで優勝した森秋彩(2017年4月16日)
  • スポーツクライミング日本ユース選手権リード競技大会2017が開催。女子ユースBで優勝した森秋彩(2017年4月16日)
  • スポーツクライミング日本ユース選手権リード競技大会2017が開催(2017年4月16日)
  • スポーツクライミング日本ユース選手権リード競技大会2017が開催。女子ユースBで優勝した森秋彩(2017年4月16日)
  • スポーツクライミング日本ユース選手権リード競技大会2017が開催。女子ユースBで優勝した森秋彩(2017年4月16日)
  • スポーツクライミング日本ユース選手権リード競技大会2017が開催。女子ユースBで優勝した森秋彩(2017年4月16日)
  • スポーツクライミング日本ユース選手権リード競技大会2017が開催。女子ユースBで優勝した森秋彩(2017年4月16日)
  • スポーツクライミング日本ユース選手権リード競技大会2017が開催。女子ユースB表彰台(2017年4月16日)
  • スポーツクライミング日本選手権リード競技大会2017、女子優勝の野口啓代(中央)、2位の大田理裟(左)、3位の森秋彩(2017年3月5日)
スポーツクライミング界の日本人選手は男女ともに若手の活躍が著しい。4月8日に今季ワールドカップ開幕戦がスイスで行われ、24歳の藤井快(こころ、東京都連盟)がボルダリングで優勝を遂げている。

16日に行われた日本ユース選手権リード競技大会2017では13歳の森秋彩(あい、茨城県連盟)が女子ユースBを制し、世界ユース選手権への切符を手に入れた。

森は茨城県出身、2003年9月17日生まれの中学2年生。12m以上の壁を淡々と登るリードは、5m程度の壁をダイナミックな動きで登るボルダリング以上に体力が問われる。持久力に自信はあったが、今大会は終盤で「腕が疲れてきて力も入らず、最後は体の力だけではキツかった」と気持ちで乗り切った。

高さ14m、最大斜度160°の壁を登る森秋彩選手




男女でルートと難易度は違うものの、全参加選手の中でトップまで登り切れたのは森だけだ。「目標が達成できてホッとした」と胸をなでおろす。

育ち盛りの中学生。ここ1年で身長が148cmから153cm、体重も2kgほど増えた。しかし身長があることは競技をするには有利になる。「体重が増えたとしても身長を伸ばすために食べている。160cm以上はいきたい」と話す。

体の成長の一方で、小学生時代よりも疲れや手の張りを感じるようになった。体の成長で練習が変わってはいないが、「やりすぎると体へ負担もかかり、ケガもしやすくなる。1日練習したら1日レストを挟むなどしている」と最近は適度に休むを入れる。

今回の優勝でスポーツクライミングのユース日本代表に選ばれた。得意とするリードの他、ボルダリング、スピードの3種目をさらに強化していく。森は2012年にイタリアで開催されたアンダー14の国際大会「アルコ・ロックマスター」に出場、7~9歳の部でリード、ボルダリング、スピードの全カテゴリーで優勝した経験がある。

今後はユース日本代表として世界を相手に戦うが、2歳年上で米国ニューヨーク在住の白石阿島(あしま)を意識している。2015年から二年連続で世界ユース選手権ユースBのリードとボルダリングの二冠を達成し、海外で注目を集めるクライマーだ。

森は海外での試合に向けて「外国なので不安もあるけど、世界の選手と戦えるのはすごい楽しみ」と意欲を見せる。

3月の日本選手権では3位に入賞した。
ユース日本代表の西谷善子ヘッドコーチは、森を「リードが得意で、絶対に完登するという意思が高い選手。ホールド(突起物)を握ったら離さない精神力の強さもある」と評価。今後はひとつ上の伊藤ふたば(岩手県連盟)とともに女子トップ選手たちをますます脅かす存在になりそうだ。

森はテレビは見るがアイドルなどは「全然わからない」と苦笑して、休日も「だいたい筋トレしてる」とクライミング街道まっしぐらだ。

中学生クライマー森秋彩、世界大会へ意欲「不安もあるが楽しみ」

《五味渕秀行@CycleStyle》

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