スマホ利用2歳以上の未就学児7割は日常的に、肯定的な保護者は2割

デジタル生活 未就学児

コズレ「年齢別のスマホ・タブレット利用率」
  • コズレ「年齢別のスマホ・タブレット利用率」
  • コズレ「子どもにどれくらいの頻度でスマホ・タブレットを利用させているか」
  • コズレ「保護者の利用時間と子どもの利用頻度の関係」(子どもの利用頻度)
  • コズレ「保護者の利用時間と子どもの利用時間の関係」(子どもの一日の利用時間)
  • コズレ「未就学児のスマホ・タブレット利用用途」
  • コズレ「子どもに日常的にスマホ・タブレットを利用させるようになったきっかけ」
  • コズレ「約束別どの程度守れているのか比較」(子どものスマホ・タブレット利用調査)
  • コズレ「子どもがスマホ・タブレットを日常的に利用していることに満足しているか」
 Webサービスを提供するコズレが実施した調査により、2歳以上の未就学児の約7割は日常的にスマホ・タブレットを利用している実態が明らかになった。一方、利用させているが子どもの利用を肯定的に捉えている保護者は2割にとどまった。

 「未就学児のスマートフォン・タブレット型端末の利用に関するアンケート」は、子どもたちのスマホ・タブレットとの付き合い方を保護者がどのように考え子育てを行っているのか、その実態を明らかにすることを目的に、現役子育て中の全国のパパママを対象にネット調査で実施したもの。実施期間は1月27日~2月4日。1,943の有効回答を得た。

 スマホ・タブレットを週1回以上利用する割合は、0歳で11%、1歳で41%、2歳で68%と増えていき、2歳以降は70%前後で横ばいとなっている。多くの子どもが2歳になるまでにスマホ・タブレットを利用し始めており、2歳以降は日常的な利用へと切り替わっているようすが見られた。

 保護者の利用時間と子どもの利用頻度・時間との関連性については、親の利用時間が30分未満であっても150分以上であっても、ほぼ毎日使う子どもの割合は30%前後と、親の利用時間に伴う目立った差異は見られなかった。親の利用習慣が子どもの利用習慣に与える影響はそれほど大きくないと言える。

 スマホ・タブレットの利用用途としては、「動画観賞」62%がほかと大きく差をつけ、ついで「写真撮影・観賞」29%、「知覚アプリ(お絵かきなど)」27%、「電話・テレビ電話」15%と続いた。利用させるようになったきっかけでは、「外出先でおとなしくしてもらえるように」が40%でもっとも多く、電車など公共の場で騒がないよう、スマホ・タブレットで動画などを見せるのが外出時の習慣になった、という状況がうかがえた。

 利用する際のルールを設けている親子も多く、44%が「許可なく利用しない」という約束をしていた。そのほか「一人では利用しない」「止めるように言ったらすぐ止める」「食事中は利用しない」が32%で並んだ。およそ9割の子どもが約束をある程度守れており、スマホ・タブレットを上手に利用していくために親子でルールを決め約束しておくことの重要性が見られる結果となった。

 子どもがスマホ・タブレットを「利用している」と回答した保護者に、子どもが利用している現状に満足しているか聞いたところ、「どちらとも言えない」が 38%ともっとも多く、「おおむね満足している」15%、「大いに満足している」4%と、子どものスマホ・タブレット利用に肯定的な保護者は2割にとどまった。多くの保護者が育児をするうえでスマホ・タブレットの有効性を実感しつつも、利用させることに複雑な心境であることがうかがえる結果となった。
《畑山望》

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