大卒求人倍率は1.78倍、大幅増は流通業11.32倍・建設業9.41倍

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求人総数および民間企業就職希望者数・求人倍率の推移
  • 求人総数および民間企業就職希望者数・求人倍率の推移
  • 従業員規模別 求人倍率の推移
  • 業種別 求人倍率の推移
 リクルートワークス研究所は4月26日、「大卒求人倍率調査」の結果を発表した。2018年3月に卒業する大学生の求人倍率は1.78倍で、前年の1.74倍から0.04ポイント上昇した。流通業や建設業の求人倍率が大きく上昇し、大企業と中小企業の求人倍率差が拡大している。

 「第34回ワークス大卒求人倍率調査(2018年卒)」は、2017年2月7日~3月15日に実施。このうち、企業調査は従業員規模5人以上の全国の民間企業7,198社を対象に電話とFAXで実施し、4,509社から回答を得た。学生調査の対象は、2018年3月卒業予定の大学生と大学院生。

 2018年3月卒業予定者の大学生・大学院生を対象とした大卒求人倍率は1.78倍で、前年の1.74倍から0.04ポイント増加。6年連続の上昇傾向となった。

 全国の民間企業の求人数は75万5,000人で、前年の73万4,000人から2万1,000人増加。学生の民間企業就職希望者数は42万3,000人で、前年の42万2,000人とほぼ同水準であった。

 従業員規模別に求人倍率をみると、「従業員規模300人未満企業」は6.45倍で、前年の4.16倍から2.29ポイント上昇。過去の比較可能な時期では2010年3月卒の8.43倍につぐ高さとなった。一方、「従業員規模5,000人以上企業」は0.39倍で、前年の0.59倍から0.20ポイント低下。従業員規模間の倍率差は、6ポイント以上に拡大した。

 業種別では、「流通業」が前年比4.34ポイント増の11.32倍、「建設業」が前年比3.16ポイント増の9.41倍と、大幅に増加した。リクルートワークス研究所では、「流通業や建設業においては、企業にとって採用しにくい環境が続いていると言える」と分析している。
《奥山直美》

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