ネットの問題書込みは減少傾向で最多は高1の45.1%…H28年度千葉県

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ネットパトロールの実施状況(H28.4~H29.3)
  • ネットパトロールの実施状況(H28.4~H29.3)
  • 問題のある書き込み監視区分(危険度・内容)
 千葉県は、県内の原則すべての中学校と高等学校を対象とした、ネットパトロールの平成28年度実施結果を公表した。3,920人が問題のある書込みをしており、高校1年生が45.1%を占めた。

 千葉県では、青少年がインターネット上のトラブルに巻き込まれることを未然に防ぐため、青少年ネット被害防止対策事業(ネットパトロール)を実施している。県内の原則すべての中学校、義務教育学校、高校、特別支援学校など(計約630校)を対象に、2名のネット監視員がパソコンを使用し、生徒が行っているSNSなどについて監視を行っている。なお、平成28年度から一部小学校についても試験的に監視している。

 平成28年度の実施結果によると、問題のある書込みをしていたのは3,920人。自分自身の個人情報の公開(氏名・学校名・顔写真)をしたレベル1が3,277人で83.6%。自分自身の個人情報の詳細な公開や他人の個人情報の公開、暴力・問題行動件など、生徒指導や削除依頼が必要となるレベル2の書込みは641人16.4%。少年の刑事事件、自殺に係るものなど緊急性の高いレベル3は2人で0.1%あった。

 男女別人数では女子の割合が多く、65.7%。学年別に見ると高校1年生の書込みがもっとも多く、1,768人45.1%。ついで高校2年生1,165人29.7%、高校3年生604人15.4%となった。

 パトロールにより発見された「問題のある書込み」は減少しており、いじめにつながる誹謗・中傷や、拡散(炎上)事案につながる暴力・問題行動などの発見は減少しているという。

 氏名をニックネームにする、学校名をアルファベットの頭文字で表す、顔写真を加工するなどして個人を容易に特定できないような工夫をしている生徒が増えていた一方、面識がなくとも容易に友達登録ができる無料通話アプリのQRコードをSNS上に公開する「自分自身の詳細な個人情報の公開」が多く発見された。
《勝田綾》

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