165名による70講演「New Education Expo」東京6/1-3

 70のセミナーと約140社の企業展示で構成される「第22回New Education Expo 2017 in 東京」が6月1日~3日の3日間、東京ファッションタウンビルで開催される。テーマはアクティブラーニングやプログラミング教育など多岐にわたる。

教育ICT 先生
 70のセミナーと約140社の企業展示で構成される「第22回New Education Expo 2017 in 東京」が6月1日~3日の3日間、東京ファッションタウンビルで開催される。テーマはアクティブラーニングやプログラミング教育など多岐にわたる。

 New Education Expo(NEE)は、小中高大の学校教職員を対象に開催する学校教育イベントの先駆けとして、1996年に初めて開催された。開催22周年を迎える今回は、東京・大阪会場にて1万2,000人を超える来場が見込まれている。

 第22回New Education Expo 2017 in 東京は、70のセミナーに小中高大の教職員・教育関係者165名が登壇。テーマは教育データの活用やアクティブラーニング、情報活用能力、学力向上、プログラミング教育、教育の情報化など多岐にわたる。

 東京会場では、基調講演として慶應義塾長の清家篤氏による「変化の時代の大学経営」と、日本学術振興会理事長の安西祐一郎氏による「主体的、自律的な学びとは何か~高大接続改革と次期学習指導要領~」を行う。

 特別講演は、国立情報学研究所社会共有知研究センターセンター長の新井紀子教授による「AIと共存する時代に求められる能力~東ロボ・リーディングスキルから見えてきたこと~」と、文部科学大臣補佐官で東京大学と慶應義塾大学の鈴木寛教授による「明日の日本を作る教育改革~今、取り組むべき課題と教育のビジョン~」がある。

 そのほか、教育の情報化・プログラミング教育をテーマに、東北大学大学院情報科学研究科の堀田龍也教授が登壇する「次期学習指導要領と教育の情報化」、事例紹介も盛り込んだ「プログラミング教育が目指すもの~本当に必要な教育内容や指導体制とは~」などがある。セミナーテーマはこのほか、校務の情報化や1人1台のタブレット導入、ICT遠隔授業などの事例発表も多数実施する。セミナーの受講はすべて無料。参加には事前申込みが必要。申込み締切りは6月13日午後6時。定員限定のセミナーもあり、早めに申し込むのがよさそうだ。

 展示の見どころとして、内田洋行の未来の学習空間「フューチャークラスルーム」では、現場の教員によるアクティブラーニングやプログラミングのライブを多数開催する。

 東京会場のセミナーの一部は、札幌・旭川・仙台・名古屋・広島・福岡・宮崎の7か所のサテライト会場へ中継する。受講可能なセミナーは会場によって異なるため、Webサイトに掲載されているタイムテーブルを参照すること。

 なお、6月16日と17日に開催の大阪会場は、5月9日より参加申込みの受付を開始している。

◆New Education Expo 2017
【東京】
日時:2017年6月1日(木)~3日(土)
場所:東京ファッションタウンビル(TFT)
【サテライト】
日時:2017年6月1日(木)~3日(土)
場所:札幌・旭川・仙台・名古屋・広島・福岡・宮崎
※東京会場開催のセミナーを配信予定
【大阪】
日時:2017年6月16日(金)・17日(土)
場所:OMM(大阪マーチャンダイズ・マート)
《工藤めぐみ》

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