リコーは6月12日、RICOH Interactive Whiteboardシリーズの新製品「RICOH Interactive Whiteboard D6510」と、「RICOH Interactive Whiteboard D5520」の2機種を発売する。価格はオープン。 新たに発売されるのは、画面サイズが65インチの「RICOH Interactive Whiteboard D6510」と、55インチの「RICOH Interactive Whiteboard D5520」。2機種とも2015年に発売した前身機と比べて、USBポートが1ポートから8ポートに増設。USBポートからの電源供給が可能になった。Bluetooth機能も新たに搭載され、Bluetooth対応スピーカーやマイクを合わせて利用できる。 前身機では専用の電子ペンのみ対応していたパネルへの書き込みも、指やタッチペンでの書き込みにも対応。これにより、現在発売中の84インチタイプの製品と合わせて、RICOH Interactive Whiteboardシリーズ全機種で共通の操作性と機能を備え、用途に応じて好みの画面サイズから選ぶことができるようになった。 大型タッチディスプレイに充実した標準機能を装備し、さらにオプションのコントローラーを装着することで、多彩な描画編集や異なる拠点との遠隔画面共有、作成したファイルのメール送信などができるようになる。テレビ会議システムとの連携も強化され、RICOH Unified Communication Systemやマイクロソフト社のSkype for BusinessによるFace to Faceのコミュニケーションを実現する。 さらに、別売の非接触ICカードを使ったリコー個人認証システムAE2にも対応しており、セキュリティを高めるとともに、認証ユーザーのメールアドレスを取得してファイルを送信するなど、操作性も向上した。◆RICOH Interactive Whiteboard D6510画面サイズ:65インチ価格:オープン発売日:2017年6月12日(月)◆RICOH Interactive Whiteboard D5520画面サイズ:55インチ価格:オープン発売日:2017年6月12日(月)